薬剤師として働きたくない。
とはいえ、学費高かったし......。安定してる薬剤師を捨てるなんてもったいない。
そう思ったことはないですか?
どうも、yasuです。薬剤師は9年目になりますが、何度も「薬剤師じゃない仕事もしたい!」と思ったことあります。
検討してみて「やっぱ薬剤師って魅力あるんだな」と感じたら、続ければいいだけですから。なんの心配もありません。
本日は、薬剤師として働きたくない! と感じた時に、どう行動すればいいかを解説します。
結論、下記の通りです。
- 少しずつ働き方を変える
- 収入を上げる方法を考える
- 他の職業を調べてみる
薬剤師は薬剤師として働かなければいけない。そんな理由は、どこにもありません。
もし自分のやりたいことが見つかったら、さっそくチャレンジです。熱が冷める前にGOしましょ。
薬剤師として働きたくない理由3選
薬剤師として働きたくない。そう思う理由はなんでしょう?
主に、下記の通りだと思います。
それぞれ解説していきます。
仕事に飽きてくるから
薬剤師の仕事はやりがいがありますし、やることもたくさんあります。
とはいえ、毎日同じような仕事をしてれば「飽き」はきます。成長の証と言ってもいいでしょう。
はじめの頃はこの流れも刺激的ですが、慣れてくると飽きるのは当然でしょう。
もちろん、自分でアレンジを加えれば楽しめますが、そこにも限界があります。「これ以上、何すりゃいいの?」と飽きちゃうんですよね。
とくに管理者はそう感じる方も多いでしょう。異動もなく、同じ店舗でずっと働き続けるわけですから。
薬剤師の仕事はやりがいがあり、多岐に渡りますが、どうしても飽きやすいです。
収入に不安があるから
令和2年賃金構造基本統計調査より、薬剤師の平均年収は565万です。
一方で、すべての職種の平均年収は、総務省統計局発表の家計調査によると433万でした。
では、薬剤師の年収は平均よりも高いのに、なぜ不安になるのか?
1年目はそこそこ高収入ですが、その後の伸びが悪い。
年収600万を多いと思うか、少ないと思うかは人によるでしょう。
ただ「もっとお金が欲しい!」という薬剤師は多いですよ。
で、他の職種で年収1000万! とかネットで見ちゃうと、どうしても惹きつけられます。
「自分はこのままでいいの?」ってなる気持ち、よくわかります。
将来に不安がある人ほど「薬剤師として働くのはどうなの?」と考える人は多いです。
他の職業に興味があるから
長く働いてると、他の職業がキラキラ輝いて見えます。
それは友人の職業だったり、ネットでおすすめされてる仕事だったり。
「良い面」がめっちゃ見えてくるんです。
隣の芝は青い、とよく言われますが、まさにそれです。
実際は大変なこともたくさんあるでしょうが、いいとこばかり紹介されるので「薬剤師よりもこっちに挑戦したい!」と思う人は結構いるんですよ。
たとえばプログラミングとか、ライター業とか。
リモートワーク可能です! なんて言われると、魅力に感じる方も多いでしょう。
薬剤師として働きたくないときの対処法3選
では、薬剤師として働きたくないときは、どうすればいいか?
結論、下記の通りです。
それぞれ解説していきます。
少しずつ働き方を変える
薬剤師に飽きると、仕事を続ける気力がなくなります。
そんなときは、少しでもいいので働き方を変えてみましょ。
なぜなら、変化はモチベーションにつながるから。
もし薬剤師の働き方が「習慣化」しているようなら、少しだけアレンジを加えていきましょう。
たとえば、下記のような感じです。
- 今週はかかりつけの同意を1件結ぶ
- 効率化できるところを探し、実践してみる
- 自分主催の勉強会を開く
アレンジを加えて働き方を変えると、モチベーションの維持にも繋がります。
さらに成長にもつながるという、メリットだらけ。
薬剤師の仕事に飽きて「もうやりたくない!」と思ってる方には、効果的な方法ですよ。
収入を上げる方法を考える
2つ目は収入に関して。
薬剤師って、平均年収は高めなんですが、将来を不安に感じてる方が多いんですよ。
というのも、診療報酬改定で利益を出すのがきびしくなってるから。
ここについては「薬剤師がオワコンって本当?稼げない?【現役薬剤師が未来を予測】」で詳しく解説しています。
で、年収を上げるための方法は下記の通りですね。
- 出世
- 副業
- 転職
ぶっちゃけ、上記だけです。
出世で年収を上げる
企業によりますが、出世して年収800万くらいならいける企業もあります。
参照:マイナビ薬剤師
中小企業だけじゃなく、大手でも部長クラスになればそのくらいは目指せるでしょう。
積極的に目指して損はありませんよ。
具体的な出世コースに乗る方法は「薬剤師が出世コースに乗る方法【9年目薬剤師がメリット・デメリットも徹底解説!】」で解説しています。
副業で年収を上げる
薬剤師にできる副業って、実は多いです。
たとえば、下記の通り。
- スポット派遣
- WEBライター
- ブログ
- YouTuber
- 夜間休日診療(薬剤師会のバイト)
管理薬剤師は「スポット派遣」はできないですが、他の副業であればOKです。
副業ならお金を稼げるだけではなく、スキルも身につくので一石二鳥ですね。
転職で年収を上げる
最後に転職です。転職1つでゴリッと年収を上げてる方はゴロゴロいますね。
転職サイトをのぞくとわかりますが、年収600万や700万の案件であれば、結構ありますよ。
参照:マイナビ薬剤師
で、転職しようと思ったら転職サイトの利用がおすすめです。
というのも、自分の力だけで転職先を探すのって、めちゃくちゃ効率が悪いんですよ。
「社風はどんな感じなのか?」
「希望の叶う職場はあるのか?」
上記のような疑問を個人で解決するとなると、骨が折れます。
希望を伝えて、数日後にはリスト出してくれるところがほとんどです。
じゃあどこの転職サイトがいいの? という方は「薬剤師のおすすめ転職サイトランキング【失敗しない選び方を現役薬剤師が解説】」をご覧ください。
他の職業を調べてみる
薬剤師として働きたくないなら、他の職業を調べてみるのもありです。
なぜなら、薬剤師の資格にしばられる必要はないから。
実を言うと、ぼくもブログをはじめてから「WEB系の仕事」に興味をもち、そっち方面で考えていたことあります。
かなり悩みましたが、薬剤師を続ける決断をしました。
いったん他の職業を見てみて、キャリアを考えてみるのって大事ですよ。
もしかしたら自分のやりたいことが見つかって、今よりもグッと楽しく働ける可能性ありますし。
まずは動いてみて、今後のキャリアをどうするか、考えてみてはどうでしょう?
新しい発見があるかもしれませんよ。
薬剤師を辞めたいと悩むのは普通です【特に男性】
いきなり過激なこと言いますが、薬剤師を辞めたいって思うのは普通ですよ。
みんな声には出しませんが、薬剤師じゃない仕事に興味をもつ方は多いです。
1番の理由は、収入が頭打ちになりやすいから。
収入が上がらないと、将来のキャリアが不安になりますよね?
とくに男性は、そう感じる方が多いでしょう。家族持ちなら、なおさらです。
一家の大黒柱だし、家族を守らなきゃですからね。
上記の流れでほかの仕事に目がいくのは、わりと自然なことだったりします。
で、他の仕事が気になったら、いったん薬剤師から目をそらしましょ。
いろいろ選択肢を作ってみて、めちゃくちゃ考えて、そこから選べばいいと思います。
他の仕事に転職するためにゴリゴリがんばるもよし。
薬剤師を続けながら、副業でスキルアップするもよし。
薬剤師のスキルを限界まで伸ばすもよし、です。
答えなんてありません。いろんな選択肢があるので、ぜひ検討してみてくださいね。
まとめ:薬剤師こそ自由に働くべきです
本日は薬剤師として働きたくない方が、どう対処すればいいかをまとめました。
結論、下記の通りです。
- 少しずつ働き方を変える
- 収入を上げる方法を考える
- 他の職業を調べてみる
仕事に飽きてきたり、収入で不安になったり。薬剤師を辞めたいと思う理由はいろいろあります。
そこで、薬剤師を辞めるなんてあり得ないよね...... と思考停止するのではなく、いろんな選択肢を増やしてみてください。
薬剤師が薬剤師として、働き続けなければいけない理由はありませんから。
本日は以上になります。