- 国家試験に落ちてしまった。あんなに必死に勉強したのに、絶望しかない・・・
- 人生初の「失敗」だと思うし、立ち直れる気がしない。
- 落ちた後、立ち直るためにはどうすればいいんだろうか?
薬学部が6年制へ移行したのは、2006年です。
もう15年も前になるんですね。
6年制になってから、「薬剤師に求められるもの」がどんどん多くなっています。
それに伴い国家試験も、年々むずかしくなっています。
そのときに味わった絶望は、想像を絶するものでしたね・・・
本記事では、その経験を活かし「絶望から立ち直る方法5選」を紹介します。
本記事を読むことで、「国試に落ちた絶望」から、カムバックすることができますよ。
ではさっそくいきましょう。
国試浪人する薬剤師の卵たちへ、伝えたいこと
国試に向けての勉強、本当にお疲れさまでした。
まずは、がんばってきた自分を褒めましょう。
国試に向けてがんばって勉強したことは、決してムダになりません。
あなたが積み上げた勉強時間は、知識・経験として積み上がってるからです。
特に、「たった数点足りなくて落ちた人」は、決して努力が足りなかったわけではないです。
国試浪人は「失敗」ではない
そもそも「国試に落ちる」ことは「失敗」と思われがちです。
ストレート合格こそが正義という、謎の風潮があるからですね。
断言しますが、まったく失敗ではないですよ。
浪人という挫折でしか学べないことがあるからです。
「浪人」という人生のイベントは、自分を変える大きな力があるんですよ。
ぼくは高校を浪人しました
15歳のとき、希望していた高校に落ちて、浪人しました。
周りの友だちは志望校に合格し、高校生活を楽しみにしている中、ぼくだけが絶望していました。
周りから取り残されて、自分だけ孤独になるのが、本当に怖かったです。
15歳だったぼくは、学校の友だちが「コミュニティのすべて」でしたから。
成績はわりといいほうだったので、「ま、受かるっしょ!」とナメてましたね。
当時の自分に伝えたいこと
今思うと、「もっと必死に勉強せい!甘くないぞ!」と伝えたいですね。
でもこれって、「挫折した経験」がないと、わからないんですよ。
「世の中甘くない!」と知れたのも、浪人したからこそです。
浪人して得られるもの
先程、浪人は「失敗」ではなく「成長へと導くイベントだ!」とお伝えしました。
まさにそのとおりです。
なぜなら
- 挫折に強くなるから
- 忍耐力がつくから
- 継続力が身につくから
- 前もった「準備力」が身につくから
- 他人に優しくなれるから
たった数年でこれらが身につくと考えると、コスパ良すぎますよね。
国試を落ちた後、立ち直るための方法5選
ここからは早めに立ち直れる方法を5つ、厳選します。
結論は以下です。
- 友だちと励まし合う
- テストで上位を狙う
- 生活リズムを整える
- 国試よりも、もっと未来をイメージする
- 筋トレする
浪人時代に、実際立ち直れるきっかけになったものや、「もっとこうしとけばよかった・・・」というものです。
では、さっそく解説していきます。
友だちと励まし合う
同じ挫折をした友だちと励まし合うことで、より早く立ち直れます。
「苦しいのは自分だけじゃない」と思えるからですね。
この1年は勉強する年だから、孤独でもいい!と思ってる方。
あまりオススメしません。
自分だけでは乗り越えられない試練でも、仲間がいると不思議と乗り越えられます。
テストで上位を狙う
厳しいことを言うようですが、結果でしか自分を守れません。
これは社会人になってからも一緒です。
不安をやわらげ、自信をつける方法は、「テストでいい点数をとる」しかありません。
生活リズムを整える
浪人期間は、どうしても生活が不規則になりがちです。
次の日の課題もあるので、どうしても深夜までがんばってしまいます。
ただ、予備校の授業の後に、深夜まで集中力を保つのは難しいですよ。
というかムリです。
夜は22時に寝て、朝5時に起きる。
朝の脳はスター状態ですので、めちゃくちゃはかどります。
国試よりも、もっと未来をイメージする
国試よりも、もっと先の未来をイメージするといいです。
国試で頭がいっぱいになると、未来への「期待」や「希望」が薄れてしまうからですね。
受からないと何も始まらないので。
ただ、少なくとも「3年先には何をしているかな?」くらいは考えるといいですね。
未来を想像することは、立ち直るきっかけになります。
筋トレする
最後は筋トレです。これは絶対オススメ。
国試期間って、運動不足になりがちなんですよ。
運動不足になると、脳にも悪影響があります。
自重の筋トレで十分です。
1日腹筋、腕立て、スクワットを20回×3セットでいいので、やってみてください。
- 集中力が上がる
- セロトニンという精神安定ホルモンが出るので、ストレスが軽減する
- 疲労回復効果がある
メリットだらけです。
まとめ
国試浪人は決して「失敗」ではありません。「成長へと導くイベント」です。
ただ、落ちた直後は絶望しかないのも事実です。
なので、オススメの「立ち直る方法」を、5つにまとめました。
- 友だちと励まし合う
- テストで上位を狙う
- 生活リズムを整える
- 国試よりも、もっと未来をイメージする
- 筋トレする
この1年は、今までのどの1年よりも、密度が濃くなるでしょう。
国試合格できることを、陰ながら応援しております。