ぶっちゃけ、管理薬剤師って年収そこまで高くないのに、やること多い。
残業多いし人間関係もしんどいし、もう辞めたい。
そんな悩みに答えます。
薬局の店長でもある、管理薬剤師。
そんなあなたは、さぞかしプレッシャーに追われてることでしょう。
残業だらけで家庭の時間がない。
さらには、人間関係も崩壊してる。
そんな職場で働いていませんか?
となると、心も体も疲れきってしまいますよね。
薬剤師歴は9年目に突入し、管理薬剤師は3年になりますね。
今回は、「管理薬剤師を辞めたい時に、とるべき行動」を、わかりやすく解説していきます。
結論、下記の3つです。
- 同じ会社の一般職で働く
- 違う仕事をする
- いい条件を求めて転職
この記事を読めば、あなたの人生に「選択肢」が生まれます。
バッドエンドにするも、ハッピーエンドにするも、あなたの行動次第ですよ。
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管理薬剤師を辞めたい理由【デメリット】
まずは「管理薬剤師を辞めたい理由」をまとめます。
結論、下記の通り。
- 人間関係に疲れるから
- 仕事量が増えるから
- 部下と上司にはさまれるプレッシャーがあるから
それぞれ解説しますね。
人間関係にほとほと疲れるから【最悪】
管理薬剤師になって1番悩むのが、ズバリ「人間関係」です。
というのも、薬局はクローズな空間なので、「人間関係のこじれ」が生じやすいから。
これ、管理者になるとスルーできません。
見過ごすと、大きな問題に発展しかねないから。
現場のギスギス感は、「業務の質」に繋がりますよ。
つまり、ミスを起こす可能性が出てくる。
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さらにぼくたち医療人は、ミスしちゃいけません。
いわゆる、パイロットと一緒なんですよ。
薬剤師も一緒です。
「集中できない職場」ではなく、「風通しのいい職場」にする必要がある。
ここが骨折れるんですよね。
他人はコントロールできませんから...
人間関係に困ってる人は、下記の記事を参考してください。
人間関係が最悪な薬局の特徴5つと解決策4つ【管理経験者が徹底解説】
人間関係で悩んでいる方にとって、必読ですよ。
仕事量がグッと増えるから【年収は頭打ち】
管理薬剤師になると、シンプルに仕事量が増えます。
たとえば、下記の通り。
- シフト作成
- 上司への報告メール
- 在庫管理
要するに、こまごまとした業務が増えるわけです。
それがボディーブローのように効いてくる。
「お金もらってるんだから、そりゃそうだろ」って思う方も多いでしょう。
でも、実際に管理者になってみると、しんどいんですよね。
「この仕事量では、割に合わなくね?」と感じ、忙殺されてる人も多いはず。
そんな状態なんで、「管理なんてやらなくていいから、楽しく働きたい!」って人が増えてます。
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部下と上司にはさまれるプレッシャーが半端ないから
管理薬剤師はいわゆる、「中間管理職」です。
つまり、部下と上司にはさまれる役職のこと。
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たとえば、上司から「もっと売上を上げるために〇〇してね」と言われたとします。
一方、現場サイドでは「すでに忙しいのに、もっと働けって?冗談言うなよ」と反発が生まれる。
よくある話ですよね。
問題は、「部下と上司で、意見がまったく違う」ことです。
どちらが正しいかと言われたら、もちろん売上を上げること。
売上を上げないと会社は潰れ、「働く場所」が吹っ飛ぶわけですから。
とはいえ、部下の気持ちをないがしろにしてはいけません。
先述した通り、「風通しの悪い現場」ではミスが増えるからです。
そのバランスをうまく取ることが、管理薬剤師の役割です。
「会社の命令だからやりなさい」だけでは、現場のスタッフはついてこないんですよ。
きちんと理由を説明して、腹落ちさせる必要があります。
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部下と上司にはさまれ、嫌われ役になる。
それがイヤで、管理職を辞めていく人は多いです。
管理薬剤師を辞めたい人がとるべき行動3選
いかがでしょうか?
書いてみて改めて思いましたけど、やっぱ管理薬剤師ってキツイですよね...
ここからは、「現状を打開する解決法」をお伝えします。
オススメの解決法は、下記の通り。
- 同じ会社の一般職で働く
- 違う仕事をする【難易度高め】
- いい条件を求めて転職する
では、さっそく解説していきます。
同じ会社の一般職で働く
管理職から降りるのも、1つの手です。
とはいえ、働きやすくなっても年収は下がる。
こればかりは、しょうがないですよね。
では、どう折り合いをつけるか?
「年収なんて500万あれば十分。それより趣味とか好きなことに没頭したい」
そんな方は、管理職を降りてもいいと思います。一般でも500万は稼げますから。
会社に残りたい時はどうすればいいの?
管理者を降りる意志を、上司に相談してみましょう。
同じお店で働いてもいいですし、それが気まずいのであれば、他のお店への異動も検討してもらえるはず。
ただし、行きたい店舗に行けるかというと、そこはケースバイケース。
行きたくても「空き」がなければ、ムリですから。
「管理薬剤師を辞めたい!けど、会社は辞めたくない!」という方は、会社に留まる選択肢を持ちましょう。
違う仕事をする【難易度高め】
管理職を辞めたい。けど、一般職でも働きたくない。
というか、薬剤師に飽きてるんだよね。
そんな方は、まったく違う仕事を検討してもいいでしょう。
なぜなら、「薬剤師の資格がある人は、薬剤師として働かなきゃダメ」なんてルールはないから。
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エンジニアになろうが、政治家やケーキ屋さんになろうが、なんでもOKです。
そこは本当に自由なんですよ。
ぼくの場合、ブログを通して「ライティング」や「マーケティング」を学んでいます。
というのも、薬剤師以外のスキルを磨きたかったから。
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新しいスキルを身につけるのは楽しいですよ。
少しずつですが、成長を感じます。
薬剤師はそんなに儲からない
残念ながら、薬剤師はそこまで儲かりません。
地方でなければ、年収600万で頭打ちでしょう。
さらに、高齢化を見越して医療費カットの波がきてる。
「薬剤師の未来は明るいぜ!」なんて、まじで言えません。
薬剤師の他にもスキルがあると、「差別化」に繋がりますから。
すると、希少性が高まり稼ぎやすくなる。
詳しくは、下記の記事にまとめてますので、ぜひ覗いてみてください。
>>薬剤師は高給取り?いや、儲からないですよ【儲かるための解決策アリ】
いい条件を求めて転職する
最後に、転職を視野に入れること。転職なくして、ここの話題は終われません。
なぜ転職がオススメか? それはズバリ「職場を選ぶ権利」があなたに生まれるから。
つまり「どこで働くか」の決定権をあなた自身が持っている。これ、転職の強みです。
薬剤師は、まだまだ人手が不足しています。
求人は今でも多数ありますし、管理薬剤師を経験してるなら引く手あまたでしょう。
新天地で管理をやるもよし。
管理から降りて、リスタートを切るのもよし。
なんなら、パートもOKです。
とは言っても、どんな薬局があるのかわからない状態では、先行きが見えません。
そんな時にオススメなのが、転職サイトです。
オススメの転職サイトは?
転職サイトとは、転職を支援してくれる仲介会社のこと。
ぼくも「管理薬剤師、辞めてぇ......」と思った時に、利用しました。
では、利用してみてどうだったか? 結論から言うと、めちゃくちゃ勉強になりましたね。
身の回りの薬局を知れたし、何より、業界の流れを知ることができる。これ、メリットでかいです。
「自分の年収は高いのか?」
「周りの薬局の雰囲気はどうなのか?」
「どの薬局が人気で、人気のある理由はなにか?」
上記のような突っ込んだ疑問も、サラッと教えてもらえます。
特に転職未経験の方は、今の会社しか知りませんよね? ゆえに、転職には前向きになってほしいです。
そんな悲観的にならないください。
あなたは今の会社から「管理薬剤師」に任命されてるんですよ? それ、本当にすごいことなんです。
人間的に問題あったら、そもそも管理薬剤師に選ばれません。
なりたくてもなれない人がいる中で、あなたは選ばれた。
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おすすめの転職サイトは「薬剤師のおすすめ転職サイトランキング【失敗しない選び方を現役薬剤師が解説】」の記事に詳しくまとめています。
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薬剤師のおすすめ転職サイトランキング【失敗しない選び方を現役薬剤師が解説】
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まとめ:管理薬剤師を辞めたくなったら前を向こう
管理薬剤師はプレッシャーや責任が増える一方で、年収はそこまで高くありません。
そこに不満や悩みがあるのであれば「現状を打開するにはどうするか?」を考えましょう。
で、とるべき行動を下記にまとめました。
- 同じ会社の一般職で働く
- 違う仕事をする【難易度高め】
- いい条件を求めて転職する
今の会社で、管理薬剤師を続ける理由はありますか?
もしなければ、「人生の舵切り」が必要なのかもしれません。
行動さえ起こせば、チャンスはあります。
今の悩みにモヤモヤするのではなく、前を向いて行動しましょ。
あなたにとって働きやすく、居心地のいい職場は必ずありますよ。
本日は以上になります。