薬剤師の悩み

【必読】管理薬剤師を辞めたい人がとるべき行動3選【現役管理者が解説】

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

【必読】管理薬剤師を辞めたい人がとるべき行動3選【現役管理者が解説】

ぶっちゃけ、管理薬剤師って年収そこまで高くないのに、やること多い。
残業多いし人間関係もしんどいし、もう辞めたい。

そんな悩みに答えます。

薬局の店長でもある、管理薬剤師。
そんなあなたは、さぞかしプレッシャーに追われてることでしょう。

残業だらけで家庭の時間がない。
さらには、人間関係も崩壊してる。

そんな職場で働いていませんか?
となると、心も体も疲れきってしまいますよね。

どうも、薬剤師ブロガーのyasuです。
薬剤師歴は9年目に突入し、管理薬剤師は3年になりますね。

今回は、「管理薬剤師を辞めたい時に、とるべき行動」を、わかりやすく解説していきます。
結論、下記の3つです。

  • 同じ会社の一般職で働く
  • 違う仕事をする
  • いい条件を求めて転職

この記事を読めば、あなたの人生に「選択肢」が生まれます。
バッドエンドにするも、ハッピーエンドにするも、あなたの行動次第ですよ。

ぜひ参考にしていただき、悩み多き現状に「終止符」を打ちましょう。
yasu

管理薬剤師を辞めたい理由【デメリット】

管理薬剤師を辞めたい理由【デメリット】

まずは「管理薬剤師を辞めたい理由」をまとめます。
結論、下記の通り。

  • 人間関係に疲れるから
  • 仕事量が増えるから
  • 部下と上司にはさまれるプレッシャーがあるから

それぞれ解説しますね。

人間関係にほとほと疲れるから【最悪】

管理薬剤師になって1番悩むのが、ズバリ「人間関係」です。
というのも、薬局はクローズな空間なので、「人間関係のこじれ」が生じやすいから。

「AさんとBさんの仲が悪いから、雰囲気が悪い...」とか、職場でよく聞くでしょう?

これ、管理者になるとスルーできません。
見過ごすと、大きな問題に発展しかねないから。

現場のギスギス感は、「業務の質」に繋がりますよ。
つまり、ミスを起こす可能性が出てくる。

現場の空気が悪いと、医療の質は悪くなる一方です。
yasu

さらにぼくたち医療人は、ミスしちゃいけません。
いわゆる、パイロットと一緒なんですよ。

「ボーッとしてて、飛行機の操縦に集中できませんでした。てへ♪」なんて言われたら、「はっ?命かかってんだぞ!」って思いますよね?

薬剤師も一緒です。
「集中できない職場」ではなく、「風通しのいい職場」にする必要がある。

ここが骨折れるんですよね。
他人はコントロールできませんから...

人間関係に困ってる人は、下記の記事を参考してください。

人間関係で悩んでいる方にとって、必読ですよ。

仕事量がグッと増えるから【年収は頭打ち】

管理薬剤師になると、シンプルに仕事量が増えます。
たとえば、下記の通り。

  • シフト作成
  • 上司への報告メール
  • 在庫管理

要するに、こまごまとした業務が増えるわけです。
それがボディーブローのように効いてくる。

気付くと、「あれ?まじでしんどくない?」って状態に突入します。

「お金もらってるんだから、そりゃそうだろ」って思う方も多いでしょう。

でも、実際に管理者になってみると、しんどいんですよね。
「この仕事量では、割に合わなくね?」と感じ、忙殺されてる人も多いはず。

そんな状態なんで、「管理なんてやらなくていいから、楽しく働きたい!」って人が増えてます。

伸び伸び働いて、趣味や家庭を大事にする。そんな働き方もありですよね。
yasu

部下と上司にはさまれるプレッシャーが半端ないから

管理薬剤師はいわゆる、「中間管理職」です。
つまり、部下と上司にはさまれる役職のこと。

このプレッシャーは、結構キツイんですよ。
yasu

たとえば、上司から「もっと売上を上げるために〇〇してね」と言われたとします。
一方、現場サイドでは「すでに忙しいのに、もっと働けって?冗談言うなよ」と反発が生まれる。

よくある話ですよね。
問題は、「部下と上司で、意見がまったく違う」ことです。

どちらが正しいかと言われたら、もちろん売上を上げること。
売上を上げないと会社は潰れ、「働く場所」が吹っ飛ぶわけですから。

とはいえ、部下の気持ちをないがしろにしてはいけません。
先述した通り、「風通しの悪い現場」ではミスが増えるからです。

そのバランスをうまく取ることが、管理薬剤師の役割です。
「会社の命令だからやりなさい」だけでは、現場のスタッフはついてこないんですよ。

きちんと理由を説明して、腹落ちさせる必要があります。

時には部下から嫌われる場面もあるでしょう。
yasu

部下と上司にはさまれ、嫌われ役になる。
それがイヤで、管理職を辞めていく人は多いです。

管理薬剤師を辞めたい人がとるべき行動3選

管理薬剤師を辞めたい人がとるべき行動3選

いかがでしょうか?
書いてみて改めて思いましたけど、やっぱ管理薬剤師ってキツイですよね...

ここからは、「現状を打開する解決法」をお伝えします。

フォーカスを当てるべきは「年収」と「働きやすさ」の2点です。

オススメの解決法は、下記の通り。

  • 同じ会社の一般職で働く
  • 違う仕事をする【難易度高め】
  • いい条件を求めて転職する

では、さっそく解説していきます。

同じ会社の一般職で働く

管理職から降りるのも、1つの手です。

とはいえ、働きやすくなっても年収は下がる。
こればかりは、しょうがないですよね。

では、どう折り合いをつけるか?

「年収なんて500万あれば十分。それより趣味とか好きなことに没頭したい」
そんな方は、管理職を降りてもいいと思います。一般でも500万は稼げますから。

会社に残りたい時はどうすればいいの?

管理者を降りる意志を、上司に相談してみましょう。
同じお店で働いてもいいですし、それが気まずいのであれば、他のお店への異動も検討してもらえるはず。

ただし、行きたい店舗に行けるかというと、そこはケースバイケース。
行きたくても「空き」がなければ、ムリですから。

「管理薬剤師を辞めたい!けど、会社は辞めたくない!」という方は、会社に留まる選択肢を持ちましょう。

違う仕事をする【難易度高め】

管理職を辞めたい。けど、一般職でも働きたくない。
というか、薬剤師に飽きてるんだよね。

そんな方は、まったく違う仕事を検討してもいいでしょう。
なぜなら、「薬剤師の資格がある人は、薬剤師として働かなきゃダメ」なんてルールはないから。

「資格」に縛られない生き方も、全然OKですよ。
yasu

エンジニアになろうが、政治家やケーキ屋さんになろうが、なんでもOKです。
そこは本当に自由なんですよ。

ぼくの場合、ブログを通して「ライティング」や「マーケティング」を学んでいます。
というのも、薬剤師以外のスキルを磨きたかったから。

人生1度きりだし、いろんなことにチャレンジしてみたかったんです。
yasu

新しいスキルを身につけるのは楽しいですよ。
少しずつですが、成長を感じます。

薬剤師はそんなに儲からない

残念ながら、薬剤師はそこまで儲かりません。
地方でなければ、年収600万で頭打ちでしょう。

さらに、高齢化を見越して医療費カットの波がきてる。
「薬剤師の未来は明るいぜ!」なんて、まじで言えません。

したがって、副業でスキルを磨いて、市場価値を高める。これ、強いです。

薬剤師の他にもスキルがあると、「差別化」に繋がりますから。
すると、希少性が高まり稼ぎやすくなる。

詳しくは、下記の記事にまとめてますので、ぜひ覗いてみてください。

>>薬剤師は高給取り?いや、儲からないですよ【儲かるための解決策アリ】

いい条件を求めて転職する

最後に、転職を視野に入れること。転職なくして、ここの話題は終われません。

なぜ転職がオススメか? それはズバリ「職場を選ぶ権利」があなたに生まれるから。

つまり「どこで働くか」の決定権をあなた自身が持っている。これ、転職の強みです。

薬剤師は、まだまだ人手が不足しています。

求人は今でも多数ありますし、管理薬剤師を経験してるなら引く手あまたでしょう。

新天地で管理をやるもよし。
管理から降りて、リスタートを切るのもよし。
なんなら、パートもOKです。

とは言っても、どんな薬局があるのかわからない状態では、先行きが見えません。
そんな時にオススメなのが、転職サイトです。

オススメの転職サイトは?

転職サイトとは、転職を支援してくれる仲介会社のこと。

ぼくも「管理薬剤師、辞めてぇ......」と思った時に、利用しました。

では、利用してみてどうだったか? 結論から言うと、めちゃくちゃ勉強になりましたね。

身の回りの薬局を知れたし、何より、業界の流れを知ることができる。これ、メリットでかいです。

「自分の年収は高いのか?」

「周りの薬局の雰囲気はどうなのか?」

「どの薬局が人気で、人気のある理由はなにか?」

上記のような突っ込んだ疑問も、サラッと教えてもらえます。

特に転職未経験の方は、今の会社しか知りませんよね? ゆえに、転職には前向きになってほしいです。

「どうせ私なんて、普通の薬剤師。転職しても、失敗するに決まってる。」

そんな悲観的にならないください。

あなたは今の会社から「管理薬剤師」に任命されてるんですよ? それ、本当にすごいことなんです。

人間的に問題あったら、そもそも管理薬剤師に選ばれません。

なりたくてもなれない人がいる中で、あなたは選ばれた。

転職に踏みきる勇気さえあれば「あなたと一緒に働きたい!」と言ってくれる会社は、多くありますよ。
yasu

おすすめの転職サイトは「薬剤師のおすすめ転職サイトランキング【失敗しない選び方を現役薬剤師が解説】」の記事に詳しくまとめています。

薬剤師のおすすめ転職サイトランキング【失敗しない選び方を現役薬剤師が解説】
薬剤師のおすすめ転職サイトランキング【失敗しない選び方を現役薬剤師が解説】
楽しく働くためにも、転職も視野に入れてみてくださいね。
yasu

まとめ:管理薬剤師を辞めたくなったら前を向こう

管理薬剤師はプレッシャーや責任が増える一方で、年収はそこまで高くありません。

そこに不満や悩みがあるのであれば「現状を打開するにはどうするか?」を考えましょう。

で、とるべき行動を下記にまとめました。

  • 同じ会社の一般職で働く
  • 違う仕事をする【難易度高め】
  • いい条件を求めて転職する

今の会社で、管理薬剤師を続ける理由はありますか?

もしなければ、「人生の舵切り」が必要なのかもしれません。

行動さえ起こせば、チャンスはあります。

今の悩みにモヤモヤするのではなく、前を向いて行動しましょ。

あなたにとって働きやすく、居心地のいい職場は必ずありますよ。

本日は以上になります。

  • この記事を書いた人

yasu

薬局で働く10年目薬剤師。現役の管理薬剤師です。当サイトでは、自らの経験をもとに薬剤師の悩みや不安を解決します。転職経験あり【中小企業(6年)→M&Aで大手勤務(2年)→中小企業】。年間100冊読書。子持ち(2人)。

-薬剤師の悩み