- 本業や家事が忙しく、本を読む時間がない
- みんなはどれくらい本を読むのだろう?
- おすすめの読書時間の作り方を教えてほしい
本を読みたくても、「忙しくて読めない!」と悲鳴をあげている方は多いです。
その中のほとんどは、本業や家事・育児に追われていることでしょう。
ぼくも以前は、読書時間を作れていませんでした。
理由はかんたんで、「時間ができたら、そのうち読むだろう」と思っていたから。
この記事では、読書時間の作り方と、おすすめの時間帯をくわしく解説します。
この記事の内容を実践していただければ、読書する時間が劇的に増えます。
そして、多くの本を読めるようになるでしょう。
結論、「読書の優先順位」を上げて、「スキマ時間」に本を読むことで、一気に読書時間は増えます。
本記事で、具体的な方法を解説していきますので、ぜひご覧ください。
日本人の読書時間の平均は?【現実を語ります】
結論から申しますと、「1日30分以上の方が多い」です。
大学生における、1日の平均読書時間のデータがあります。
下記のような具合です。
- 1位:0分(47%)
- 2位:60分以上(19%)
- 3位:30分以上60分未満(12%)
また、hontoが行った調査によると、下記の通りです。
男性
30代:32.1分
40代:29.7分
女性
30代:34.3分
40代:25.5分
本を読まない人の割合は?
一方で、本を読まない人は?というと、結構多いです。
16歳以上の男女を対象にした、調査データがあります。
およそ2人に1人が、本を読みません。
ちなみに、本を読まない理由については、「本を読まない理由7選【年間0→100冊読書に成功した本の虫が徹底解説】」の記事にてくわしく解説しております。
読書時間の作り方5選
読書する時間がない方には、必ず原因がありますね。
たとえば、下記のような感じです。
- 本業や家事で忙しすぎる
- 読書の優先順位が低い
- どの時間に読書をしていいかわからない
ここからは、そのような方におすすめの「読書時間の作り方」をご紹介します。
読書の時間の作り方5選
- 読書以外の時間を効率化する
- 読書の優先順位を上げる
- 早起きする
- スキマ時間を活用する
- 電子書籍で読む
では、それぞれ解説していきます。
読書以外の時間を効率化する
読書時間を作れないのは、「読書以外」に時間をとられているからです。
たとえば、「家事の時間」。
その➁:洗濯
その➂:料理
他にも、こまごまとした家事は無数にあります。
全国家庭動向調査(2018年版)によると、特に女性の負担が大きく、平均4時間を家事に使っています。
家電に活躍してもらう
家事を効率化するには、家電に活躍してもらいましょう。
たとえば、下記のような家電です。
- 洗濯乾燥機
- 食洗機
- ロボット掃除機
ここでのポイントは、ほったらかしでOKな点。
「洗濯物を干す時間」を減らす
「食器を洗う時間」を減らす
「掃除機をかける時間」を減らす
1日30分、自由な時間が増えたとしましょう。
1週間で「30分×7日=210分」もの読書時間を作れるのです。
読書の優先順位を上げる
読書時間を作るための答えは、いたってシンプル。
「優先順位を上げる」です。
つまり、「ヒマな時間は読書をする」ということです。
その時間で読書するイメージです。
「はっ?めちゃくちゃ辛くない?」と思う方も多いでしょう。
はい、たしかにその通りです。
とはいえ、「時間ができたら、いつか読もう」と思っているうちは、読書しないのです。
読書の時間を作るためには、読書が「生活の一部」にならないといけません。
読書の時間と場所を決めるのがおすすめ
それでも、「娯楽の時間は欲しい!」という方も多いでしょう。
そんなときに、いい方法があります。
それは、「読書する時間と場所を決める」こと。
「昼休みの30分と寝る前の30分は読書する」といった、マイルールを設定するのです。
これにより、強制力が働くので、読書も習慣化しやすくなります。
ちなみに、読書を習慣化するためのコツは、「読書を習慣にする方法6選【2年で200冊読んだ読書家が徹底解説!】」の記事でくわしく解説していますので、よろしければご覧ください。
早起きする
早起きするだけで、読書の時間を作れます。
理由としては、「誰にも邪魔されることのない、自分だけの時間」だからです。
友人から連絡が来ることもなければ、魅力的なテレビもやってません。
本に没頭することができるのです。
早起きする方法
とはいえ、「いやいや、早起きつらすぎるでしょ...」と思われるかもしれません。
たしかにぼくも、早起きが苦手な時期はありました。
そのコツは、「早く寝ること」。
特にお子様のいるご家庭は、お子様の寝る時間に合わせて一緒に寝ましょう。
しっかり7時間睡眠はとれます。
「いやいや、21時なんて全然眠くないよ!」と言う方も多いと思います。
でも、大丈夫。4時に起きれば、21時には眠くなりますから。
睡眠サイクルができてしまえば、早起きもつらくなくなります。
スキマ時間を活用する
読書の時間を作るためにも、スキマ時間をうまく活用しましょう。
実は、スキマ時間をつなぎ合わせると、膨大な時間になるのです。
スキマ時間がどのような時間かと言うと、下記の通り。
- 駅まで歩く時間
- 電車を待つ時間
- 電車で通勤してる時間
- 待ち合わせの時間
- 会社の昼休み
上記のような場面で、本を読むことは可能です。
ただし、「電車通勤じゃないし、会社の昼休みまで使いたくない!」という方もいるでしょう。
そんな方には下記の時間がおすすめ。
- 車通勤の時間
- お風呂の時間
- 朝の身支度の時間
- 子どもを寝かしつける時間
- 食器洗いをしてる時間
「いやいや、手が空いてないじゃん!」と思われますよね?
大丈夫です。
今は手が空いてなくても、本は「聴ける」時代なのです。
スキマ時間を活用するためにも、オーディブルをおすすめします。
本は、聴こう【オーディブル】
オーディブルは、Amazonが提供するオーディオブックサービスです。
最大のメリットは、「耳さえ空いていれば、本が聴ける」こと。
登録されている日本語のオーディオブックは、約1万冊です。
オーディオブックの市場は伸びているので、今後も増え続けるでしょう。
オーディブルについては、「【オーディブルの評判は?】料金、メリット、デメリットまで徹底解説」の記事で解説してますので、よろしければご覧ください。
電子書籍で読む
電子書籍とは、スマホやタブレット、パソコンで読める本のこと。
電子書籍を活用することで、読書の時間を作ることができます。
なぜなら、いつでもどこでも本を読めるから。
スキマ時間を、最大限に活用できます。
しかし、「紙の本のほうが読みやすい!」という方もいるでしょう。
そういう場合は、紙の本と電子書籍を使い分けるのをおすすめします。
外出してるときは電子書籍
といった具合ですね。
紙の本と電子書籍の使い分けについて、くわしく知りたい方は「紙の本と電子書籍を徹底比較!【メリットや使い分け方法をくわしく解説】」の記事で解説しています。
読書のおすすめの時間帯は?
読書の時間の作り方は、なんとなくイメージしていただけたと思います。
ここからは、おすすめの「本を読む時間帯」をご紹介します。
おすすめの「本を読む時間帯」
- スキマ時間
- 早朝
- 寝る前
では、さっそくいきましょう。
スキマ時間
読書は基本的に、スキマ時間でしましょう。
スキマ時間をつなぎ合わせると、膨大な時間になるからです。
それだけでも、1時間は聴くことができていますよ。
ちょっとヒマな時間ができたら、電子書籍でサッと読んでいます。
まとまった時間で本を読むこともありますが、大体はこの読書法で、年間100冊は読めていますね。
早朝
早朝も、読書におすすめの時間帯です。
特に、まとまった読書時間がほしいときにおすすめです。
早朝のメリットは、頭がすっきりしていること。
寝ている間に頭が整理されているので、本の内容がスッと入ってきます。
早朝は起きてるのも自分だけですし、とても静かです。
夜だとLINEの通知や、おもしろいテレビなど、誘惑が多すぎる。
なかなか読書に集中できません。
寝る前
寝る前の読書もおすすめです。
理由は、2つあります。
その➀:寝る前に覚えたことは、記憶に残りやすいから
寝ている間に、脳の記憶は整理されます。
寝る直前に本で学んだことは、記憶に残りやすいのです。
その➁:目にやさしく、睡眠の質が上がるから
ここでのポイントは、ブルーライトです。
寝る前に読書するということは、スマホやテレビを観ないことにつながります。
したがって、目の疲労は軽減し、睡眠の質を改善します。
読書に時間がかかるときの解決方法
読書が習慣化されてくると、読むスピードを早くしたい!と思うようになります。
速く読める=たくさん本を読める、わけですから。
ここでは、読書のスピードを上げる方法を解説します。
速く読む手順は下記の通り。
- 「基礎知識」をつける
- 本を読む「目的」を決める
- もくじから「拾い読み」する
それぞれ解説していきます。
➀:「基礎知識」をつける
本を速く読みたいのであれば、まずは基礎知識をつけましょう。
その理由は、基礎知識があると、理解するスピードが上がるから。
たとえば、法律の本を読む人がいたとします。
法学部を卒業していて、法律の知識がある人
どちらが速く読めると思いますか?
おそらく後者でしょう。
知識があるので、理解するまでのハードルが低いのです。
また、読まなくてもわかっているページは、飛ばし読みすることもできます。
➁:本を読む「目的」を決める
次に、本を読む目的を決めましょう。
ここでいう目的とは、
本を読んだ後に、自分はどうなりたいか?
上記の2つです。
目的を決める理由は、拾い読みするため。
「はっ?本は全部読むものでしょ?」という方も多いでしょう。
実は、自分の目的さえ達成できれば、本は全部読まなくていいのです。
何より、覚えきれません。
読書スピードを上げるために、本を読む目的を決めましょう。
➂:もくじから「拾い読み」する
本を読む目的が決まったら、もくじから拾い読みするだけです。
「目的を達成するために、どの部分を読めばいいか?」を考えましょう。
多くの方は、「早く本を読みたい!」と思い、1ページ目から読んでしまうのです。
それでは、1冊読み終えるまで時間がかかってしまう。
さらに言えば、「本の内容もあまり覚えていない...」という結果になりがちです。
このステップを踏むことで、圧倒的に読書スピードが上がります。
本を速く読む方法についてくわしく知りたい場合は、「読書スピードを上げる方法とは?【たった4つの手順で劇的に速くなる】」で解説しております。
まとめ
「時間ができたら、本を読もう!」と思っていても、かんたんにはいきません。
本を読むためには、自分で工夫して、時間を作り出す必要があります。
そこで今回は、「読書の時間の作り方」を解説しました。
読書時間の作り方5選
- 読書以外の時間を効率化する
- 読書の優先順位を上げる
- 早起きする
- スキマ時間を活用する
- 電子書籍で読む
実践していただければ、読書の時間が必ず増えます。
そして、たくさんの本を読むことができれば、あなたはどんどん成長できるのです。
ぼくも読書に人生を救われました。
きっとこれからも、本を読み続けると思います。
本日は以上になります。