- 読書しようと思うけど、だらだら毎日を過ごしてしまう
- 読書を習慣にしたいけど、なかなかできない
- たくさん本を読めるようになりたい
本を読んだ経験はあっても、習慣には至らない人が多いです。
特に社会人は忙しく、本業や家事、育児に追われ、本を読めない方はたくさんいます。
本業や家事、育児、そしてブログを続けながらでも本を読める秘訣を知っています。
この記事では、まったく読書習慣がない人でも習慣化できる、とっておきの方法を解説します。
この記事を読むと、読書を習慣化できるので、たくさんの本を読めるようになります。
読書量が増えると、多くの知識が得られるだけではなく、思考力まで磨かれますよ。
習慣が大事な理由【結論:人生は習慣で決まる】
習慣がなぜ大事かというと、性格や考え方は、すべて習慣から成り立つからです。
つまり、今の自分は、過去の行動や言動によって成り立っているのです。
例えるなら、毎朝散歩をしている人は、前向きな人が多い。
それは、適度な運動によって頭がスッキリし、活力が湧くからです。
また、掃除をこまめにしている人は、気配り上手な人が多いでしょう。
普段から汚いところに目を向ける、視野の広さをもっているからです。
このように、小さな習慣の積み重ねでしか、未来を決めることはできません。
読書を習慣にするメリット
読書を習慣にできれば、得られるメリットが多いです。
読書を習慣にするメリット
- 知識が増える
- 思考力が鍛えられる
- 文章力が向上する
それぞれ解説していきます。
知識が増える
読書を習慣化できれば、知識が増えます。
シンプルに読む本の数が、増えるからですね。
たくさんのジャンルに精通している人は、知識の幅も広くなります。
読書を習慣化できれば、かぎりなく知識が増えていくのです。
ネットよりも深い知識が手に入る
「知識を増やすには、ネットでもいいのでは?」と思う方は多いはず。
たしかにネットは便利ですが、情報があちこちに存在しています。
探すのに苦労した経験は、あなたもおありでしょう。
深い知識を得る前に、めんどくさくなってしまうものです。
一方で、本は体系的に情報がまとまっています。
1〜10まで、網羅的に知識を得ることができるのです。
思考力が鍛えられる
読書を習慣化し、多くの本を読むことができれば、思考力が鍛えられます。
「思考力」とはかんたんに説明すると、「自分なりの結論を出す力」のこと。
著者の主張に対し、自分なりの結論を出すことで、思考力が鍛えられます。
たとえば、こんな具合です。
【著者の主張】
他人に気を遣うと疲れてしまう。自分の好きなように生きるべき!
【自分の考え】
たしかに周りに気を遣いすぎると、疲れてしまう。
ただ、好き勝手やりすぎるのは、いかがなものか?
ぼくは、疲れすぎない程度に、気を遣うほうが生きやすい。
上記はあくまで一例なので、もっと違う考えもあるはずです。
しかし、大事なのは正解を出すことではなく、自分の考えをひねり出すこと。
考える時間が多くなればなるほど、思考力は身につくのです。
思考力は、さまざまな場面で活きる
たとえば、仕事にも活かせます。
なぜなら、業務1つ1つに対して、問いをもつようになるから。
「もっとこの作業を、効率化することはできないか?」
上記のような問いをもち、結論を出せるようになります。
文章力が向上する
「そもそも文章力って何?」って感じなのですが、要するに、わかりやすい文章を書く力のことです。
読書の習慣がつくと、シンプルに文章力が向上します。
つまり、語彙力が鍛えられます。
語彙力が上がると、「むずかしい言い回しになるのでは?」と思う方もいるでしょう。実際には逆です。
「言葉」という武器をたくさん持っているので、わかりやすい文章を書くことができます。
本の「読みやすい理由」を考える
本を継続して読んでいると、「読みやすい本」と「読みにくい本」が出てきます。
「なんかつっかかる文章だな」とか、「読んでて、頭に入ってこない」ということが、起こるのです。
つまり、本を読んでいると、自分の中で「読みやすい文章」が脳内にイメージしやすくなります。
例えるなら、下記の通り。
- 漢字ばかりだと読みにくい
- 一文は短いほうが読みやすい
- 改行の頻度が少ないと読みにくい
あくまで上記は例ですが、読みやすい文章には理由があります。
その理由を、本を読むことで学べるのです。
文章を書く仕事をしていたり、ブログを書く人にとって、読書はおすすめですよ。
読書が文章力を向上させる理由は、「読書が文章力をブチ上げる理由3選【年間100冊読むブロガーが答えます】」にくわしくまとめています。
読書を習慣にする方法6選【忙しい社会人必見】
読書を習慣化するためには、コツがあります。
本を読んではいるけど、習慣化まではできていない...という方には、参考になる部分があるはずです。
読書を習慣にする方法
- 小さくはじめる
- 時間と場所を決める
- 他人に宣言する
- とことん好きになる
- 「なりたい自分」を思い描く
- すでに習慣化してるものに「便乗」する
では、それぞれ解説していきます。
小さくはじめる
毎日本を読むためには、完璧を目指してはいけません。
小さくはじめることを、おすすめします。
例として、ダイエットで「甘いものを一切食べない」という目標をたてたとしましょう。
そこまで徹底してしまうと、甘いものを食べた瞬間、「こんなつらいこと、続けられるか!」と、プツッとやる気が切れます。
筋トレも一緒です。
筋トレをほとんどしたことのない人が、「毎日腹筋50回」という目標をたてたとしましょう。
初日はなんとかクリアできるかもしれません。しかし、いずれきつくなるでしょう。
いきなり50回は、あまりにもハードルが高すぎるのです。
ハードルを限界まで下げる
「はじめから完璧を目指すと続かない」
その理由は、なんとなくわかっていただけたでしょうか?
最初はいかに、ハードルを低くするかが重要です。
読書の場合、1日1ページでもいいのです。
慣れてきたら、徐々にハードルを高くする。
そのほうが、モチベーションを維持しやすいのです。
時間と場所を決める
読書を習慣化するために肝心なのは、時間と場所を決めることです。
つまり、「仕組みを作る」ということ。
「ヒマな時間ができたら本を読もう!」と思っているうちは、絶対に読みません。
ある程度の強制力がないと、人間は習慣化できないのです。
これは、出勤時間がルールで決まっているからです。
もし時間が決まっていなかったら、サボる人も出てくるでしょう。
繰り返しになりますが、読書を習慣化したいのであれば、まずは仕組みを作りましょう。
他人に宣言する
読書を継続できない人は、周りの人を巻き込んでみましょう。
周りの人に「自分は毎日読書する!」と宣言するのです。
ところが、できるのです。
周りに宣言した以上、サボることができなくなるからです。
「宣言したのに、実行できてない奴」と思われるのがイヤで、毎日本を読むようになります。
ぼくが読書を続けられたのも、周りの人に読んだ本を伝えていたから。
「今回はこんな本を読んで、こんなことが書いてあった!」と話すと、「え、もっと教えて!」と聞かれることもあったのです。
今は、SNSの読書アカウントも多くみられます。
SNS上で宣言し、反応をもらうなど、うまく活用するのもいいでしょう。
とことん好きになる
読書をムリなく習慣にするためには、何が大切か?
それは、「読書を好きになること」です。
「続く習慣」と「続かない習慣」の違いは、好き嫌いによるものが大きいからです。
好きになる具体的な方法は、下記の手順です。
- 読書のメリットを知る
- 読む目的を決める
- 本を読んで成果を出す
まずは「読書のメリット」を知りましょう。
メリットを知らないと、とうてい好きにはなれません。
たとえば、読書のメリットは下記の通り。
- ストレスが減る
- 集中力が上がる
- 人生を豊かにできる
ぼくは全然雑魚ですが、一流の人はみんな読書をしています。
それだけ、読書のメリットが大きいからでしょう。
ちなみに、メリットについては「【データで解説!】読書のメリット7選【人生を変えたいなら読書しかない】」の記事でくわしく解説しています。
次に、「読む目的を決める」です。
なぜ読む目的を決めるかというと、本を読んだ後の行動につながりやすいから。
「読む目的?たとえばどんなの?」と思う方もいるでしょう。
ズバリ答えます。
この本を読んだ後に、自分はどうなりたいか?
上記の答えが、「読む目的」です。
読む目的が決まると、成果も出やすくなります。
成果が出るとシンプルにうれしいので、読書が好きになります。
読書を好きになる方法は、「読書を好きになる方法7選【年間0冊→100冊達成した読書家が解説】」でくわしく解説していますので、よろしければご覧ください。
「なりたい自分」を明確にする
習慣の大敵は、途中で挫折してしまうこと。
挫折しないためにも、「読書をして、どんな自分になりたいか」を明確にしましょう。
イメージが明確であれば、やる気につながるからです。
たとえば、なんとなく練習するだけでは、甲子園に行けないのと一緒です。
「甲子園に出場する!」という強い想いがあるから、しんどい練習を続けられます。
読書も上記と一緒です。
「なりたい自分」をイメージできないと、途中で挫折する確率は高くなります。
すでに習慣化してるものに「便乗」する
すでに習慣になっていることに、読書を「便乗」するのもありです。
たとえば、「夜の歯磨きが終わったら、読書をする」と決めてしまうなど。
寝る前に読書すると決めても、そうやすやすといかないものです。
しかし、すでに習慣化してるものに読書を組み合わせることで、スムーズに習慣化できます。
読書の時間を作るためには?
読書を習慣化するときに必要なのは、時間です。
ここでは、読書の時間を作るためのコツを3つご紹介します。
読書の時間を作るコツ
- 読書の優先度を上げる
- 家事の時間を減らす
- スキマ時間を使う
それぞれ解説していきます。
読書の優先度を上げる
読書の時間を作るためにも、読書の優先順位を上げなければいけません。
なぜなら、テレビやYouTube、Netflixなど、魅力的なコンテンツが多いからです。
読書の優先度を上げないと、どんどんコンテンツにハマっていきます。
ぼくも徹夜して見入ってしまうことが、過去にありました。
そんな誘惑に負けないためにも、読書の優先度を上げなければいけません。
優先度を上げると、トレードオフが可能です。
トレードオフとは、何かを達成するために、何かを犠牲にすること。
「読書の時間を増やす」ために、「他の趣味の時間を減らす」のです。
家事の時間を減らす
読書の時間を作るためにおすすめなのが、家事の時短です。
浮いた時間を、読書に当てることができるのです。
おすすめなのは、下記の通り。
- 洗濯乾燥機
- 食洗機
- ロボット掃除機
ほったらかしで、勝手に家事をしてくれることがポイントです。
特に洗濯乾燥機は高いですが、買って損しません。
洗濯物を干す作業がなくなるだけでも、とてつもなく時間が浮きます。
スキマ時間を使う
実は、スキマ時間をつなぎ合わせると、結構な時間になります。
ここでいうスキマ時間とは、下記の通り。
- 朝の身支度の時間
- 寝る前
- 通勤時間
- 人を待っている時間
- 作業と作業の間
人によっては、1日2〜3時間になる人もいるでしょう。
そのスキマ時間を、ムダに使っていませんか?
たった数分のスキマ時間でも、つなぎ合わせると莫大な時間になります。
なんとなく過ごしている1日の中に、必ずスキマ時間は存在します。
手の空いてる時間には、電子書籍で本を読むようにしています。
スキマ時間をかき集めると、相当な時間になります。
まとまった読書時間を作るのが困難な場合、ぜひスキマ時間を活用しましょう。
ちなみに、読書時間の作り方は「【社会人必見!】読書時間の作り方5選【時間がない悩みを解決】」の記事でくわしく解説しておりますので、よろしければご覧ください。
読みたい本の探し方
実は、だれもが読みたいと思える本は、存在しません。
なぜなら、「悩み」や「好きなこと」、「やりたいこと」によって、読みたい本は変わるから。
まずは自分の悩みや、好きなことを明確にしましょう。
そこに合致する本こそ、あなたに合う本です。
本を探すならAmazonがおすすめ
Amazonには、さまざまなジャンルの本があります。
レビューの評価から購入を判断できたり、自分におすすめの本をピックアップしてくれるので、とても重宝します。
ちなみに、読みたい本の探し方をくわしく知りたい方は、「【徹底解説】読みたい本の探し方5選【自分に合う1冊が必ず見つかる】」にて解説しています。
まとめ:読書を習慣化し、周りに差をつけよう
読書をしようと思いつつも、習慣にできていない人は多いです。
習慣は「がんばるもの」ではありません。
「仕組み」で解決するものです。
本記事では、読書を習慣にする6つの方法を解説しました。
- 小さくはじめる
- 時間と場所を決める
- 他人に宣言する
- とことん好きになる
- 「なりたい自分」を思い描く
- すでに習慣化してるものに「便乗」する
上記を実践していただければ、あなたもきっと読書を習慣化できますよ。
習慣化できれば、たくさんの本が読める。
たくさん読めれば、自分の求めている成果が出やすくなります。
本日は以上になります。