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紙の本と電子書籍を徹底比較!【メリットや使い分け方法をくわしく解説】

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紙の本と電子書籍を徹底比較!【メリットや使い分け方法をくわしく解説】
  • みんなは紙の本派?それとも電子書籍派?
  • 紙の本と電子書籍の、メリット・デメリットを知りたい!
  • 紙の本と電子書籍、どっちがおすすめか教えて!

紙の本だけじゃなく、今やスマホ・タブレットで本を読める時代です。
いわゆる「電子書籍」と言われるものですね。

便利になった一方で、「紙の本と電子書籍、どっちで読むのがいいの?」と悩む人が多くなりました。

この記事では、それぞれのメリット・デメリットをくわしく解説します。
さらに「使い分け方法」もお伝えしますので、きっとあなたの悩みもなくなるはず。

ではさっそく本記事の結論。下記の通りです。

どちらをメインで読むかは自由。ただ、両方使い分けたほうが便利。

生活スタイルや好みに合わせて、使い分けることをおすすめします。

くわしくは記事にて解説していきますね。
yasu

【紙の本と電子書籍】利用する人の割合は?

【紙の本と電子書籍】利用する人の割合は?

まずは、利用している人の割合をみてみましょう。
Rakutenブックスによる「読書習慣に関するアンケート結果」は、下記の通り。

  • 紙の本のみ:53.2%
  • どちらも利用:39.9%
  • 電子書籍のみ:4.4%

引用:紙の本と電子書籍の利用率は年代によってどう違う?

紙の本のほうが、利用割合は多いですね。
ちなみに年齢別にみてみると、どうでしょう?

20代 30代 40代 50代 60代
どちらも利用する 51.2% 56.3% 45.8% 37.0% 24.1%
紙の本のみ 41.9% 35.9% 46.5% 56.2% 70.7%
電子書籍のみ 5.7% 5.8% 5.1% 4.1% 2.7%
どちらも利用しない 1.2% 1.7% 2.2% 2.3% 2.2%

主に50代〜60代の方が、紙の本を利用しています。
ずっと紙で読んできた方が多いので、当然の結果かと。

一方で20代〜30代では、電子書籍を利用する方が多くなっています。
なぜなら、スマホやタブレットといった「デジタルデバイス」に触れる機会が多いから。

電子書籍を利用する人は、これからも増えていくでしょう。
yasu

紙の本のメリット

紙の本のメリット

ここからは、紙の本のメリットについて解説していきます。

紙の本のメリット

  • 拾い読みが楽
  • コレクションを楽しめる
  • 図書館で無料で読める
  • 読まない本は売ることができる

拾い読みが楽

紙の本では、もくじをサッと開いて、読みたいページをすぐに読めます。
つまり、拾い読みしやすいのです。

「拾い読みってなに?」って方のために説明ですが、要するに「もくじから読みたいページだけ選んで、読むこと」です。

必要な情報だけを、効率良く読めるので、読書スピードが上がります。

ちなみに、効率的に読書する方法については「読書スピードを上げる方法とは?【たった4つの手順で劇的に速くなる】」の記事でくわしく解説してますよ。

コレクションを楽しめる

買った本が増えてくると、コレクションのように楽しめます。
本棚が埋まっていくと、自分の努力が目に見えるので、充実感もありますね。

本棚を埋めるとかっこいい!と思って、紙の本を読み漁っていた時期がありました。
yasu

図書館でタダで読める

図書館に置いてある本は、すべてタダで読めます。
つまり、途中で飽きたらポンポン次の本を読めるのです。

全部読まなくてもダメージはありません。
なぜなら、お金を払っていないから。もったいないと思うこともありません。

ただし、自宅や職場の近くに図書館がないと、利用はむずかしいでしょう。
yasu

読まない本は売ることができる

読まなくなった本は、ブックオフやメルカリで売ることができます。

人気があって、状態がいい本は、ほぼ売値で売ることもできますからね。
「本にあまりお金をかけたくないな」と思ってる方は、紙の本のほうがおすすめです。

電子書籍のメリット

電子書籍のメリット

一方で、電子書籍にも多くのメリットがありますよ。

電子書籍のメリット

  • 持ち運びが楽
  • 安い(セールもある)
  • 読み放題がある
  • 検索機能がついている
それではさっそく解説していきます。
yasu

持ち運びが楽

電子書籍は、持ち運びに困りません。
なぜなら、スマホやタブレットなどのデバイスの中に、すべての本が収納されるから。

デバイス1つで、どんな時でも本を読むことができるのです。

家の収納スペースに悩まない

また、家の収納スペースに悩むこともなくなります。
「本が増えすぎて収納場所がない...」なんてこともありません。

スマホ1つで、持ち運びも収納も困らないなんて、すごい時代ですよね。
yasu

安い(セールもある)

電子書籍は、紙の本よりも値段が安いです。
ぼくはKindleを使っていますが、だいたい100円〜500円くらい安い。

kindle 安い

さらに、セールも定期的に行われているので、安く本を買うことができます。

kindle セール

セール期間にまとめ買いすることも多いです。
yasu

読み放題がある

Kindleには「Kindle Unlimited」という読み放題サービスがあります。
月額980円で、およそ200万冊の本が読めるのです。

ビジネス書が豊富で、社会人にとって魅力的なタイトルも多いですよ。

Kindle Unlimitedのビジネス書

このサービスを利用してから、読む本が劇的に増えました!
yasu

Kindle Unlimitedについてくわしく知りたい方は、「【学びの宝庫】Kindle Unlimitedの評判・口コミは?メリット・デメリットまで徹底解説!」の記事で解説しています。

検索機能がついている

電子書籍には、検索機能がついています。
検索機能がなにかと言うと、主に下記の2つです。

  • キーワード検索
  • マーカーを引いたところの検索

本を読んでて、あるキーワードだけ鮮明に覚えていることありませんか?
ぼくはしょっちゅうあります。

電子書籍ならキーワードを、ピンポイントで調べることができるのです。
本を読み返すときに、とても重宝しますよ。

また、電子書籍はマーカーがかんたんに引けます。

kindle マーカー

さらに、マーカー部分だけを一覧表示することも可能です。

kindle ハイライト

気に入った本は何度も読み返します。そのときに、検索機能は役立ちますね。
yasu

紙の本のデメリット

紙の本のデメリット

ここからは、デメリットを紹介します。
実体験をもとに、書いていきますよ。

まずは紙の本のデメリットから。下記の通りです。

  • 重い・かさばる
  • 収納に困る
  • 本を汚したくない

では、それぞれ解説していきます。

重い・かさばる

紙の本は重い。特に分厚い本は、重い。
持ち運びがしんどいです。

さらに、分厚い本はかさばります。
満員電車の中でサクッと読むとか、ほぼ不可能ですよ。

紙の本を持ち運ぶのは、あまりおすすめしません。
yasu

収納に困る

紙の本は、収納に困ります。
どんどん家を圧迫していくのです。

定期的に処分できればいいのですが、そこまでマメな人も少ないでしょう。
ぼくは処分に困り、電子書籍に移行しました。

紙の本を読み続けていくと、物理的な問題にぶつかりますw
yasu

本を汚したくない

人によると思いますが、ぼくは紙の本にマーカーを引きたくありません。
さらに言えば、ページを折るようなこともしたくありません。

理由はキレイな状態で保管したいから。
それだけです。

もちろん、「マーカーを引いて、どんどん汚してこそ学びがある!」と言う方も多いです。
ごもっともだと思います。本は目的を果たすための手段でしかないからです。

ただ、ぼくの場合は汚したくない。マーカーを引いたり、折るようなことをしたくないのです。
yasu

これはちょっとしたこだわりですが、同じような感覚を持っている人も多いと思います。

電子書籍のデメリット

電子書籍のデメリット

メリットの多い電子書籍にも、もちろんデメリットはあります。
下記の通りです。

  • 読みたいページを開けない
  • ブルーライトで目が疲れる
  • 固定レイアウトだと読みづらい

では、それぞれ解説していきます。

読みたいページをすぐに開けない

電子書籍は、「読みたいページをすぐに開けない」というデメリットがあります。
たとえば、紙の本の場合、

「もくじをみる→読みたいページを開く」

これだけで、読みたいところを開けますよね?

ただし、電子書籍(Kindleの場合)をスマホで読む場合、下記の操作が必要になります。

  • もくじをタップする
  • 「初めに戻る」をタップ
  • もくじを探す
  • もくじから読みたいページを探し、タップ

ちょっとわかりづらいので、実際の画面をみながら解説しますね。

➀もくじをタップする

もくじをタップ

➁「初めに戻る」をタップ

「初めに戻る」をタップ

➂もくじを探す

もくじを探す

➃もくじから読みたいページをタップ

もくじから読みたいページをタップ

これだけの手順が必要になります。

正直、めんどくさいときもあります。
yasu

ブルーライトで目が疲れる

ブルーライトとは、脳の覚醒や、目の疲労につながる光のこと。
大量に浴びると、睡眠の質が下がります。

その理由は、睡眠ホルモンと言われる「メラトニン」の分泌が少なくなるから。

スマホやタブレットからは、そのブルーライトが出ています。
寝る前にブルーライトを浴びるのは、おすすめできません。

パソコンやスマホの見すぎで、眠れなくなった経験は、だれしもあるはずです。
yasu

固定レイアウトだと読みづらい

電子書籍には「固定レイアウト」の本があります。
これが非常に読みづらい。

固定レイアウトとは、「紙の本のレイアウトが、そのまま電子書籍に反映されてしまうこと」です。

実際に見たほうが、わかりやすいですね。
こちらは、電子書籍で読みやすいようにレイアウトが変更された例です。

読みやすいレイアウト

字の大きさを変更することができます。

字が大きくなる

一方で、固定レイアウトの本は、こんな感じです。

固定レイアウト

紙の本のレイアウトを、まるっと移行している状態です。
マーカーで線を引くこともできません。

この固定レイアウト、買う前に確認することができます。

固定レイアウトの確認

固定レイアウトかどうか、確認してから購入を決めましょう。
yasu

紙の本or電子書籍?【おすすめの使い分け方法】

紙の本or電子書籍?【おすすめの使い分け方法】

ここでは、「紙の本と電子書籍の使い分け方法」をお伝えします。
結論、「両方使う」のがおすすめです。

その理由は、どちらかに統一することがむずかしいから。
実際にぼくも、電子書籍と紙の本を使い分けています。

「えっ、どのくらいの比率で読んでるの?」と気になる方もいるでしょう。
だいたい「電子書籍:紙の本=9:1」で読んでます。

紙の本はほとんど買わないですが、どんな時に買うかと言うと、下記の通りです。

  • 固定レイアウトの本
  • 紙の本しかない
ぼくは電子書籍メインですが、ぶっちゃけ好きなほうでいいと思います。
yasu

紙の本と電子書籍、どのような人におすすめ?

では、紙の本と電子書籍は、どのような人におすすめなのでしょう?
それぞれの特徴をまとめました。

紙の本がおすすめな人

  • 紙の本のほうが、読んでて心地いい人
  • 通勤などの外出が少ない人
  • 本を汚しても、なんとも思わない人

電子書籍がおすすめな人

  • どんなシーンでも、サッと本を読みたい人
  • 本の収納に悩みたくない人
  • 「検索機能」を使いたい人
それぞれにメリットがありますので、納得するほうで読みましょう。
yasu

おすすめの電子書籍リーダー

おすすめの電子書籍リーダー

最後に、おすすめの電子書籍リーダーをご紹介します。
電子書籍リーダーとは、電子書籍を読めるデバイスのこと。

結論、おすすめは「Kindle Paperwhite」です。
理由はたくさんあるのですが、「ここだけは知ってほしい!」というのは、下記の通り。

  • 本しか読めない
  • ブルーライトカット
  • 防水性能

スマホで本を読むと、途中でLINE通知や、ネット検索などで集中できないことがあります。

その点、Kindle Paperwhiteは本しか読めません。
つまり、読書にめちゃくちゃ集中できます。

また、ブルーライトが大幅にカットされており、目の負担も軽くなります。
防水性能もあるので、お風呂で読書できるのもうれしいですね。

ちなみに、Kindle Paperwhiteについては「【徹底レビュー】Kindle Paperwhiteにしかない3つの魅力を詳しく解説します!」の記事でくわしく解説しておりますので、よろしければご覧ください。

まとめ:紙の本と電子書籍を使い分けて快適な読書ライフを!

今回は紙の本と電子書籍の比較をまとめました。
メリットは下記の通りです。

電子書籍のメリット

  • 持ち運びが楽
  • 安い(セールもある)
  • 読み放題がある
  • 検索機能がついている

紙の本のメリット

  • 拾い読みが楽
  • コレクションを楽しめる
  • 図書館でタダで読める
  • 読まない本は売ることができる

一方で、デメリットは下記の通り。

電子書籍のデメリット

  • 読みたいページを開けない
  • ブルーライトで目が疲れる
  • 固定レイアウトだと読みづらい

紙の本のデメリット

  • 重い・かさばる
  • 収納に困る
  • 本を汚したくない

紙の本と電子書籍で、どちらか一方に統一するのはおすすめしません。
なぜなら、どちらにも長所があるので、いいとこ取りをしてほしいから。

あなたの生活スタイルや好みに合わせて、使い分けることをおすすめします。
yasu

本日は以上になります。

  • この記事を書いた人

yasu

薬局で働く10年目薬剤師。現役の管理薬剤師です。当サイトでは、自らの経験をもとに薬剤師の悩みや不安を解決します。転職経験あり【中小企業(6年)→M&Aで大手勤務(2年)→中小企業】。年間100冊読書。子持ち(2人)。

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