- 本を読む人と読まない人の「差」を知りたい
- 本を読む人はえらいのか?
- ネットで情報収集してもいいの?
本を読もうと思っていても、気づいたら時間ばかりが過ぎていき、結局読まない人はたくさんいます。
実際に、国内で本を読む人の割合は、世界でも最低ランクです。
30代からじゃ読書は遅いかな...と感じる方もいると思いますが、まったく遅くないですよ!
何歳でも、読書をはじめれば必ず成長できます。
ぼくは2019年(30歳)に読書をはじめ、今では年間100冊読みます。
本を読みはじめた年齢は遅めですが、読んできてよかったと心から思います。
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本を読む人と読まない人では、思考力や知識量に差があります。
世界の見え方も違ってくるので、自分が何をすべきなのかが明確です。
これから本業で成果を出したい人や、人生を豊かにしたい人にとって、本は強力な味方になるでしょう。
本を読む人の割合【圧倒的に少ない】
16歳以上の男女を対象にした、調査データがあります。
結論、8割の人がほとんど読書をしていません。
これは世界的にみても、少ないほうです。
なぜ本を読まない人が多いのか?
今の時代、魅力的なコンテンツが世の中にあふれています。
その結果、読書の時間が作れません。
YouTubeやNetflix、マンガなど、おもしろいコンテンツがたくさんありますよね。
楽しすぎて、気づいたらこんな時間!なんてことも多いはずです。
スマホでサクッと楽しめる気軽さ。
そして、何も考えずに消化できるのが楽なのでしょう。
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他にも、本を読まない理由はたくさんあります。
詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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大人がちっとも本を読まない理由7選【誰でも年間100冊読める方法あり】
本を読む人と読まない人の違い
最初にお断りしておきます。
本を読んだら楽にお金を稼げたり、幸せな人生を歩めることはありません。
しかし、コツコツ読書して経験を積む。
その結果、お金を稼げたり幸せな人生を歩むことは可能です。
本を読まない人が多い中、実際に本を読んでいる人は何が違うのか?
そこを深堀りしていきます。
思考力
「思考する」とは「ある問いに対して結論を出す」ことです。
たとえば、「今後の日本についてどう思うか?」という問いに、自分なりに答えを出したら「思考してる」となります。
本を読む人は、この思考力が優れている傾向にあります。
なぜなら本を読むことは、著者の考えに対し、自分なりの結論を出す行為だからです。
もちろん、著者の考えと同じときもあれば、まったく違うときもあるでしょう。
しかし、同じだろうが違かろうが、そこはあまり大事ではありません。
本を読んで、自分なりに結論を出す。
それが思考力を高めるトレーニングになるのです。
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知識量
シンプルに本は、知識のかたまりです。
したがって、本を読む人は知識が豊富であることが多いです。
ネットで十分じゃない?と思う方も多いはず。
結論としては、本を読む人と読まない人では、知識の「深さ」に差があります。
つまり、本を読む人は情報の表面をみてるのではなく、本質をみている。
本はネットと違い、情報がバラバラではなく、整理されてまとまっています。
すると、つながりを感じながら、深い知識を得ることができるのです。
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過去でも未来でもなく、今を生きている
本を読む人は、今この瞬間を真剣に生きています。
過去に執着すること、未来に過度な不安をもつことが無意味であると知っているからです。
ぼくの大好きな「嫌われる勇気」で下記のような文面があります。
人生全体にうすらぼんやりとした光を当てているからこそ、過去や未来が見えてしまう。いや、見えるような気がしてしまう。しかし、もしも「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなるでしょう。
この文章を読んだ時、雷を受けたような衝撃がありました。
まさに自分が、「今」に集中できていなかったからです。
本を読むと、たくさんの気づきがあります。
気づきが増えると、人生がより生きやすくなりますよ。
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感情
本を読む人は、たいていのことでは怒らないやさしい人が多いです。
なぜなら、考え方は人それぞれ違うと知っているから。
本を読むと、多くの価値観に触れることができるんです。
それにより、「考え方の違いをゆるせる器の広さ」が身につきます。
実際に、本を読む人は、自分と違う考えをもつ人にやさしいです。
自分が思いつきもしなかった考えをもつ人に、興味を示します。
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顔つき
顔つきがするどいのも、本を読んでいる人の特徴でしょう。
本を読むと、「覚悟」が生まれるからです。
この人には、お金を払ってでも集中力を高めたい!という覚悟がありますよね。
読書はいわゆる、「覚悟決め」のようなところがあります。
お金を払ってでも、スキルを身につけようとしているわけですから。
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ネットの情報収集ではダメなのか?【結論ダメです】
ネットの情報は断片的です。
つまり、バラバラに存在していて、まとまりがありません。
一方で本は、情報が整理され、まとまっています。
読書術の本を読むと、下記のように、読書に関しての情報が詰めこまれています。
- 本の選び方
- 本の読み方
- オススメの本
ネットの情報はまとまりがない分、知識にかたよりが出てしまいます。
ネットの情報は流し読みしがち
思考力を深めるには、本のほうがすぐれています。
ネットの情報は、無料で気軽に読めてしまうからです。
サラッと読んでは、また新しい情報をサラッと読む。
それのくり返しではありませんか?
サクッと読めて、必要な情報がほしいときには、ネットは便利です。
しかし、深く考えるには不向きでしょう。
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本を読む人と読まない人の世界の見え方
以下は、本を読む人と読まない人の、世界の見え方を表しています。
読んだ本が、足元に積み上がっています。
さっそく3人の世界の見え方を、解説していきましょう。
本を読まない人【左の人】
きれいなお花や空をながめていますが、それは真実ではなくハリボテ。
都合のいい情報しか見えていないので、自分が常に正しいと思いがちです。
学ぼうという姿勢もないので、成長もしません。
学ぼうとせず、前に進んでる感覚もないのに、妙に自信家だった気がします。
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ある程度本を読む人【真ん中の人】
少しずつですが、真実が見えてきます。
自分に都合のいいことばかりではなく、残酷な真実を知ることもあります。
たとえばビジネス書を読むと、以下のようなことが起こります。
なのに、成果が出ない。
一方で、サクッと成果を出してる人もいて、落ち込む。
読書をしてるほとんどの人が、このような「未来を暗く感じる」経験はしたことがあるはずです。
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たくさん本を読む人【右の人】
真実を知りながらも、「これからどうするか」を考えるようになります。
物事を多面的に見えるようになるので、狭い世界観や価値観にしばられるようなこともありません。
自分の人生に、読書で学んだことをどう活かすか?を考えるようになります。
本を読む人は読まない人を見下してもいいのか?
もちろん見下しちゃダメです。
本を読んでる人がえらいわけではないからです。
そもそも本を読むという行為自体に、なんの意味もありません。
本は何かしらの成果を出すためのツール(道具)です。
ただ、映画を観てる人はえらいの?と言われれば、ほとんどの人はNOと言うはずです。
「本を読んでる自分がんばってる!」と思う気持ちはわかります。
しかし、読書は自分が好きでやっていることです。
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本を読みたいけど、理由があって読めない人へ
たとえば、下記のような方々ですね。
- 本業や家事・育児で忙しい
- 本を買うお金がない
そんな方におすすめするのが、以下の2つ。
- Audible
- Kindle Unlimited
それぞれ説明しますね。
おすすめ①:Audible
Audibleは、本の内容を耳で聴くサービスです。
家事をしながら、運転しながら「聴く読書」ができます。
家事や育児をしているお父さん、お母さんは基本的に時間がありません。
ゆっくり腰をすえて本を読むのは、なかなか難しいですよね。
電車の中で本を読むのって、けっこうつらいですよね。
毎回座れるとも限らないですし、満員の日もありますし。
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Audibleの評判や魅力については、下記の記事にまとまっていますので、よろしければご覧ください。
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【オーディブルの評判は?】料金、メリット、デメリットまで徹底解説
おすすめ②:Kindle Unlimited
Kindleの提供してる、月額制の読み放題サービスです。
月額980円で、200万冊以上が読み放題ってすごいですよね。
でもお金はそこまで出せない。
という方は、まずはKindle Unlimitedからはじめてみましょう。
Kindle Unlimitedについては「【学びの宝庫】Kindle Unlimitedの評判・口コミは?メリット・デメリットまで徹底解説!」の記事にくわしくまとめています。
本を読まない人→読む人に変わる方法
本を読まない人が、読む人に変わるための第一歩は、「読みたい本を見つける」です。
読みたい本の見つけ方のコツは、以下の3つです。
- 自分の好きな人が読んでいる本を読む
- ロングセラー、ベストセラーを読む
- 自分の悩みを解決する本を読む
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自分の好きな人が読んでいる本を読む
好きな人が読んでいる本であれば、スッと内容が入ってくる見込みが高いです。
その理由は、好きな人と考え方や価値観が似ている可能性が高いから。
もちろん、読んで学びがあるかないかは、読んでみないとわかりません。
もしかしたら、何も得るものがなかった...と感じることもあるでしょう。
とはいえ、何から読んでいいかわからない人には、おすすめの探し方です。
ロングセラー、ベストセラーを読む
特にロングセラーは、時代を超えても色あせない、本質的な内容の本が多いです。
読みごたえのあるものが多いですが、読んで損はありません。
教養を得るために、ベストセラーはおすすめです。
ロングセラー、ベストセラーに共通して言えることは、面白い確率が高いこと。
初心者の1冊目に、選んでみてはいかがでしょうか。
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自分の悩みを解決する本を読む
悩みを解決できる本であれば、関心をもって読書できます。
興味のない本を読むのは苦痛だよ...と思っている方におすすめです。
読む意欲が高まりますし、集中もしやすくなります。
HARMの法則をご存知ですか?
- Health(健康)
- Ambition(野心・将来)
- Relation(人間関係)
- Money(お金)
人間の悩みは、上記のいずれかの場合が多いです。
もし今の自分にあてはまる悩みがあるなら、それを解決するために本を読んではいかがでしょう。
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読みたい本の探し方は下記の記事でくわしく解説していますので、よろしければご覧ください。
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【徹底解説】読みたい本の探し方5選【自分に合う1冊が必ず見つかる】
まとめ:本を読み、周りに差をつけよう!
本を読むことでえらくなることはできません。
しかし、思考力をみがいたり、知識を身につけることができます。
知識や思考力は、あなたの人生を豊かにしてくれます。
あなたを助けてくれる、強力な武器にもなりえます。
と思ってる方もいるでしょう。
でも、それは勘違いです。
読書のスタート地点なんて、誰かと比較するものではありません。
30代、40代になってからでも全然おそくないですよ。
人生100年時代と言われています。
本から多くのことを吸収し、成長していきましょう。
もっと本のメリットを知りたいという方は、そちらをまとめた記事もありますので、よろしければご覧ください。
>>【データで解説!】読書のメリット9選【人生を変えたいなら読書しかない】
今回は以上になります。