- 本を読んでみたけど好きになれない
- 本を好きになる方法が知りたい
- 本をたくさん読めるようになりたい
「本を読むのはいいことだ。」
だれしも1度は言われた経験があるでしょう。
しかし現実では、5人に1人しか本を読みません。
本を好きになれない人が、圧倒的に多いのです。
今では年間100冊読むほど、本が大好きです。
この記事では、読書を好きになる方法をくわしく解説します。
今までまったく本を読んだことがない人でも、読書が好きになれます。
読書を好きになる方法7選
結論、下記のとおりです。
- メリットを実感する
- 読む目的を決める
- 読みやすい本を読む
- おもしろくなかったら本を閉じる
- 本の要点をつかむ
- 本を読んで成果を出す
- 感情が動く体験をする
それぞれ解説します。
メリットを実感する
メリットを実感すると、どんどん本を好きになります。
読書のメリットは下記のとおり。
- ストレスを減らす
- 思考力が身につく
- 幅広い知識が身につく
イギリスのサセックス大学の研究で、「読書はストレスを68%軽減する」と発表されています。
さらに、本を読むと思考力も身につきます。
思考するとは、「ある問いに対して、自分なりの結論を出すこと」。
著者の考えに対し、自分なりの結論を出す。
それを繰り返すことで、思考力がきたえられます。
また、幅広い知識も身につきます。
ネットでもいいのでは?という意見もありますが、結論としては読書のほうがいいでしょう。
理由は下記のとおり。
- ネットの情報はバラバラなので、知識がかたよりやすい
- ネットは正しくない情報も含まれる
- 本は体系的にまとまっているので、幅広い知識を得られやすい
読書のメリットを知らないと、本を好きにはなれません。
なぜなら、本を読むのには時間と労力がかかるから。
読書にかぎらず、メリットのないことに時間を使うほど、みんなヒマではありません。
読書のメリットは「【データで解説!】読書のメリット7選【人生を変えたいなら読書しかない】」にくわしくまとめていますので、よろしければご覧ください。
読む目的を決める
読書を好きになるには、本を読む目的を決めることが重要です。
目的を決めないで読むと、下記のようになりがちです。
- 読む理由がわからなくなり、途中で挫折する
- 本の内容をおぼえていない
- 読んでいた時間がムダになる
たとえば、糖質制限の本は体重を減らす目的があるから読みます。
もし、ダイエットをする予定がなければ、そもそも糖質制限の本なんて読みません。
しかし、目的をもたず、いきなり本を読みはじめてしまう人は多いです。
その理由は、本を読むこと自体が目的になっているから。
読書は手段であり、目的ではありません。
要するに、読書は成長するための手段でしかなく、読むことが目的になってはいけないのです。
読んだあと自分がどうなりたいか?
上記のような目的を決めてから、本を読みましょう。
読みやすい本を読む
本を好きになるには、かんたんで読みやすいものから読みはじめましょう。
ハードルが低い本から読みはじめたほうが、読書を好きになる確率が上がります。
マンガ形式の本も売られています。
字だけでなく、画も盛りこまれているため、理解しやすいのです。
背伸びせずに、かんたんな本から読む。
内容を理解したら、むずかしい本へステップアップしていく。
上記が本当に大事です。
自分を過信してしまう
「本を好きになれない」と嘆いている方の多くは、いきなりむずかしい本から読みすぎです。
自分のレベルより、はるかに高いレベルの本を読んでいます。
本を買う前は、「ぜったい理解できるんだ!」と根拠のない自信があるものです。
しかし、それは間違いです。
ほぼ100%、理解することなく読むのをやめます。
おもしろくなかったら本を閉じる
読書を好きになるコツは、「おもしろくない本をだらだら読まない」です。
おもしろくない本を読みつづけても、内容をおぼえていません。
本を読む目的を果たしたら、途中で読むのをやめてもいいのです。
「最後まで読むもの」という考え方は捨てましょう。
もちろん、おもしろいと感じた本は続けて読みます。
読み続けるのが苦痛ではないからです。
本を全部読まないと不安になるときの対処法
本をすべて読まないと、不安になる方は多いでしょう。
なぜなら、読んでいないところに大事な情報が書いてあるのでは?と思ってしまうから。
目的を達成したあとに読み続けても、たいてい内容をおぼえていません。
本を最後まで読むと、時間がかかるわりには、おぼえている内容が少なすぎる。
だらだらと1冊の本を読むくらいなら、他の本を読んだほうがいいです。
本の要点をつかむ
読書を好きになるためには、本の要点をつかめる必要があります。
その理由は、要点がわからないと、本を読んでいてもおもしろくないから。
実際に、本を好きな人は要点をつかむのが上手です。
要点をサクッとつかみ、大事なところだけを記憶しています。
要点を知るためにはflierがおすすめ
flierは本の要約サービスです。
ビジネス書がメインで、およそ2600冊(2021.11時点)の要約が読めます。
話題の本や新刊まで、毎日1冊ずつ配信されます。
1冊あたり10分で読めるので、スキマ時間で利用が可能です。
要点をつかむのが苦手なら、flierを活用してみてもいいでしょう。
本を読んで成果を出す
読書して成果が出ると、どんどん本を好きになります。
なぜなら、成果を出すことはうれしいことだから。
ここでいう成果とは、下記のようなものです。
- 本業・副業で結果を出す
- ダイエットに成功する
- 人間関係で悩まなくなる
もちろん、本を読んですぐに成果を出すのはむずかしいでしょう。
しかし、本で学んだことをコツコツ実践できれば、きっと成果は出ます。
感情が動く体験をする
読書をしていると、感情が動くタイミングがあります。
本は、悩んでいたり、自信がない自分の背中を押してくれるからです。
感情が動く体験の例
その➁:とびはねるほどうれしい
その➂:心が明るくなる
感情の動く体験ができない場合、もしかしたら悩みがないのかも。
悩んだり、自信をもてないときが、本を読むタイミングなのかもしれません。
本を読み、感情が動けば、読書はかけがえのないものになります。
読書家が本を好きな理由
読書家のみなさんは、なぜ本が好きなのでしょう?
調べた結果をまとめると、下記のとおりです。
- 本のメリットを実感している
- 本を読んだあとに、達成したい目的がある
- 心が動く体験ができる
読書は本当にオススメ…!イギリスの大学によると、静かな所で読書を行えば、わずか6分でストレスが解消する!また寝る前の読書はストレス解消だけでなく、記憶力UPや快眠効果も期待できる。本当に読書は習慣にした方が良い…!読む本に迷っている人は固ツイにオススメ本を並べておいたのでチェック!
— アフィラ | ビジネス知識を図解でお届け (@afila_zukai) July 14, 2021
「読書」はたった6分でストレス68%減少。
「昼寝」はたった20分で3時間睡眠と同様。
「運動」はたった30分で記憶力20%増加。1日の中で3つの時間を自分に作ってあげるだけで人生の質が上がる。しかも知識もついて身体も綺麗になる、ということまで付いてくる。やらない理由がない。最高の自己投資。
— 白乃衣 奏音(しらのい かのん) (@kanon_shiranoi) November 21, 2021
本の最大のメリットは、知識が体系化されてること。下記12冊から、興味がある分野があれば読んでみて。読書のメリットは計り知れない。悩みを解決し、ストレス軽減、語彙力向上、寿命まで伸びる。気になる書籍の概要は、プロフからVoicyへ。10分で理解できるように解説してます。毎日の習慣に読書を。 pic.twitter.com/7e5gkLq2Ep
— マグ📚 (@OnebookofMAG) November 19, 2021
20代に始めて良かった習慣は、ありきたりだけど読書。
二十数年で小説やビジネス、自己啓発やノンフィクションなどたくさん読んだ。
知識になったり影響を受けたりすぐ忘れたりと色々あるけれど、僕が読書から得た1番のコトは、
文章の力で心が動くという体験。
そんな本に出会うコトが読書の醍醐味。— D98|インテリアデザイナー|呼び名は”D”で🙇♂️ (@d98094) November 23, 2021
読書を習慣化するコツ
ある程度本を好きになると、読書を習慣化したいと思うはずです。
読書を習慣化するには、コツがあります。
- 時間と場所を決める
- 完璧を目指さない
それぞれ解説していきます。
時間と場所を決める
習慣化するためには、本を読む時間と場所を決めましょう。
なぜなら人間は、仕組み化すると継続できるから。
仕組みの例
その➁:寝る前の15分はベッドで読書する
その➂:通勤電車の中で読書する
本を毎日読む!と決めた日は、やる気と熱意に満ちています。
しかし残念ながら、そのやる気や熱意は長続きしません。
人間はラクをしたい生きものだからです。
やる気や熱意があっても、気づいたらラクするほうに逃げてしまうのです。
本を読む時間と場所さえ決めれば、強制力が働きます。
読書を習慣にするには、この強制力が大事なのです。
完璧を目指さない
本を継続して読むためにも、完璧は目指さないようにしましょう。
なぜなら、完璧を目指すと挫折しやすくなるからです。
3日で1冊読む!
上記のような目標をたてると、できなかったときに読書をきらいになってしまうのです。
そうなると習慣化はむずかしくなります。
少ししか本を読めない日があっても、いいじゃないですか。
「しょうがない、明日読もう!」でいいのです。
読書を習慣化するための方法は「読書を習慣にする方法6選【2年で200冊読んだ読書家が徹底解説!】」にくわしく解説しています。よろしければご覧ください。
読むことが苦手な場合は?【結論:オーディブルがおすすめ】
本を読むことが苦手で、なかなか好きになれない方は多いです。
字を読むのに疲れてしまい、途中で読まなくなった経験はだれしもあるはず。
なぜなら、字を読むことに苦手意識をもっていたから。
読書したほうがいいとわかっていても、踏み切れずにいました。
オーディブルはAmazonが提供している、本を耳で聴くサービスのこと。
オーディブルがおすすめな理由は、下記のとおりです。
- 聴くだけなので、理解するハードルが低い
- スキマ時間で本を聴ける
- ラインナップが豊富
ジャンルも豊富で、日本語の本はおよそ1万冊。
聴くだけで、スッと頭に入ってきます。
30日間は無料で利用できます(オーディブル初回登録時)。
字を読むのが苦手な方は、実際にオーディブルを体験してみましょう。
オーディブルについては「【オーディブルの評判は?】料金、メリット、デメリットまで徹底解説」にくわしくまとめておりますので、よろしければご覧ください。
まとめ:本を好きになって、たくさん読もう
読書を好きになれば、たくさんの本が読めるようになります。
しかし、なかなか好きになれず、途中で挫折してしまう方も多いです。
読書を好きになるために、意識していただきたいコツは下記のとおりです。
- メリットを実感する
- 読む目的を決める
- 読みやすい本を読む
- おもしろくなかったら本を閉じる
- 本の要点をつかむ
- 本を読んで成果を出す
- 感情が動く体験をする
実践していただければ、本をあまり読んでこなかった方でも、好きになれます。
本日は以上になります。