読書はなんとなく、苦手意識がある。
本を読んでも、あまり楽しいと思わない。
読書に対して、そんな思いを抱いていませんか?
それもそのはず。原因は「幼少期の読書」にあります。
「感想文のための本」や、「先生にオススメされた堅苦しい本」ばかり読んでたら、そりゃ楽しくないですよね。
で、おもしろくない本ばかりをイヤイヤ読んだ結果、苦手意識ばかりが膨れ上がってしまう。
そのような人は、さぞかし多いでしょう。
結論として、下記の5つを実践しましょう。
- 本を読む目的を決める
- 集中できる環境を整える
- 簡単な本を読む
- 読書スピードを上げる
- 活字が苦手ならオーディブルで耳読しよう
この方法を実践してもらえれば、読書が好きになり、知識の幅が広がります。
知識の幅が広がるとは、すなわち本業・副業に活かせる知識が増えるということ。
つまり、年収アップにも繋がる可能性があるのです。
読書が苦手な理由はたった1つ
読書が苦手な理由。
それは、幼少期の読書体験にあります。
おもしろい本を読んでいれば、おそらく読書が好きになったでしょう。
ところが、そうは問屋が卸さなかった。
子どもたちは遊ぶほうが好きなので、読書に目を向けさせるためにも「先生が本を選ぶ」必要があったわけです。
で、選ばれた本を決まった時間に読む。そんな経験を、あなたもしたことあるでしょう?
子供たちが喜ぶような、いわゆる「おもしろい本」なんてオススメしないのです。
そしてどうなったかというと、読書嫌いの成人がわんさかいる世の中のできあがり。
本を読んでもらいたくて頑張った結果、読書嫌いを生む。これ、バッドエンドですよね。
読書が苦手な人の特徴5選
読書が苦手な理由を知った上で、ここからは苦手な人の「特徴」について書いていきます。
ちゃんと克服方法も記事後半に書いてますから。
サクッと読み進めてください。
本を読む目的がない
読書が苦手な人は、本を読む目的があやふやです。
つまり、「この本を読んでどうなりたいか?」そこが決まってないんです。
ゴールのないマラソンなんてしんどいだけで、やりたい人は誰1人いません。
これは世の常ですが、「目的もなく努力すること」はできません。
目的あって、初めて読書を好きになれます。
本を読んでも集中できない
本を読み始めたはいいものの、まったく集中できない。
こんな悩みを持ってる方は多いでしょう。
同じ文章を何度も読んでは、理解できず。
「なんてダメな奴なんだ...」と、幾度となく思いました。
集中できないと、自己嫌悪でどんどん本が苦手になります。
本を読んでも頭に入ってこない
本を読んでもすぐ忘れる。これ、あるあるですよね。
知識が身についてる感0だし、そもそも「読んでも意味ないんじゃね?」と思ってしまいます。
そんな読書ばかりを続けていたら、そりゃ苦手にもなりますよ。
特に小難しい本を読んでる時、このような状態になりやすい。
とはいえ、難しい本を読みたくなる気持ちもわかります。
「自分なら読める!」というナゾの自信が湧き出てくるんですよね。
知識が残らない読書は、苦手になる主たる原因です。本を読む気力がどんどん失せます。
本を読むのが遅い【全て読むべきと勘違いしてる】
本を読むスピード感は大事です。
なぜなら、ダラダラ1冊読んでると「こんなに労力かけて、やっと1冊か...」と、苦手意識が出てしまうから。
どんなに速く読める人でも、全ページ読んだら時間はかかります。
1冊読み終える時間が長いと、ますます読書を苦手になります。
例えるなら演説です。ダラっとした長い演説よりも、サクッとしたシンプルな演説のほうが好きでしょう?
読書も一緒で、人はシンプルで簡単なものを好みやすい。
「本はすべて読むべき!」と勘違いしてると、苦手になりやすいです。
活字を読むことが苦手
そもそも「活字を読むのが苦痛」という方もいます。
「マンガなら読めるけど、字だけだとちょっと...」という方ですね。
活字が苦手じゃ、楽しむものも楽しめません。
それでも読書にこだわり、苦手になるようでは本末転倒です。
我慢してまで読書する必要はありませんよ。
【読書は楽しい】苦手を克服するとっておきの方法
ではここからは、苦手を克服するとっておきの方法を解説します。
下記の5つです。
- 本を読む目的を作る
- 集中できる環境を整える
- 簡単な本を読む
- 読書スピードを上げる
- 活字が苦手ならオーディブルで耳読しよう
さっそく解説していきます。
本を読む目的を作る【悩みを解決しよう】
まずは、本を読む目的を作りましょう。
目的さえあれば、苦手な読書も克服できますから。
もし、目的を決めるのが難しい場合は、「悩みを解決すること」がオススメです。
というのも、人は誰しも悩みを解決したいから。
歯医者が苦手でも、歯の痛みがひどければ歯医者に行くでしょう?
それと一緒です。
悩みの解決策が書いてある本が目の前にあれば、読まない手はありません。
「苦手だから...」と言って、悩みをそのままにする人なんぞ、ほとんどいないでしょう。
とはいえ、「悩みを解決する本はどう探せばいいの?」という方も多いはず。
下記の記事で詳しく解説してますので、参考にしてください。
>>【徹底解説】読みたい本の探し方5選【自分に合う1冊が必ず見つかる】
集中できる環境を整える
集中できれば読書が捗るので、苦手じゃなくなります。
ここでは、集中するコツを書きます。
ちなみに、詳しい内容は下記にまとめてます。
>>【必読】読書がはかどる環境作りのコツ【年間100冊読む読書家が解説】
オススメの場所
ぼくが激押しする場所は、「自宅のお風呂」です。
なぜなら、入浴中は他にできることがないから。
「強制力が働く」そして、「リラックスできる」環境にあるので、読書に集中できます。
今や防水の電子書籍リーダーがありますから。
オススメはKindle Paperwhite。
驚くほどに防水です。何度もお風呂で使ってますが、壊れることはありません。
さらに、ブルーライトも大幅カットときてる。目にも優しい粋なヤツです。
値段はちょっと高めで、2万円弱。とはいえ、「集中を買える」と思えば高くはないでしょう。
オススメは「広告なし」の「8G」です。
Kindle Paperwhiteについては、下記の記事で詳しく解説しています。
>>【徹底レビュー】Kindle Paperwhiteにしかない3つの魅力を詳しく解説します!
オススメのアイテム
これも激押しですが、AirPods Proです。
「あー、ベタなヤツきた」と思うことなかれ。
周りもオススメするのは、それだけ性能が高いのです。
特に「ノイズキャンセリング」は秀逸です。
周りの音をかき消しますから。
初めて使った時は「おぉ!」って唸りました。
AirPods Proを使ってからは、驚くほど集中して読書できてます。
ただし、値段は3万円弱。少しお高いですよね。
でも、考え方によっては、これ1つで「集中」と「時間」を買えるわけで。
安くて微妙なイヤホン買って、「これ使えねー!」と床に叩きつけるよりかは、安心の「Appleブランド」を購入したほうがコスパはいいように思えます。
AirPods Proについて詳しく知りたい方は、下記を参考にしてください。
>>AirPods Proで勉強・読書に集中できるワケ【集中できない自分と決別】
簡単な本を読む【オススメはマンガ形式】
難しい本を読んで苦手になるくらいなら、簡単な本をサクッと読みましょう。
今では、マンガ形式の本も多くなっています。
実例を交えて解説してる本が多く、わかりやすいんですよね。
楽しく読書できること、そして知識を得ることより大事なことなんてありません。
ですから、簡単な本から読みましょう。
読書スピードを上げる【誰でも速くなるコツあり】
読書スピードを上げるには、コツがあります。
もちろん、「読むスピードを速める訓練をしろ!」なんてことは言いません。
結論、もくじから拾い読みをしましょう。
自分の読みたいページを選んで読む。それだけです。
で、他のページは読まない。これ大事です。
本を全部読んだところで、結局覚えられませんから。
読書スピードを上げるコツは、下記の記事で詳しく解説しています。
>>読書スピードを上げる方法とは?【たった4つの手順で劇的に速くなる】
活字が苦手ならオーディブルで耳読しよう
活字が苦手なら、無理に本を読まなくていいと思います。
今や「本を耳で聴けるサービス」がありますから。
それは、Amazonの提供してるオーディブルです。
豪華な声優さんがこぞって参加しているので、聴き心地もいいです。
車を運転してる時間や、家事をしてる時間でも本を読めるようなもんですから。
気になるお値段は、月額1500円。
少し高めですが、約12万冊が聴き放題です。
初めて登録してから、30日間は無料体験が可能です。
つまり、登録して1ヶ月は実質タダで本を聴けるってこと。
無料期間内に解約すれば、料金かかりません。
これ、まったく損しない仕組みなんですよね。
「活字を読むのが苦手だけど、オーディブルも自分に合うかわからない...」という方でも、サクッと試すことができます。
使わない手はないですよ。今すぐ登録して、試してみましょ。
>>オーディブルに無料で登録する
オーディブルについては、下記で詳しく解説しています。
【オーディブルの評判は?】料金、メリット、デメリットまで徹底解説
それでも苦手意識がなくならない方へ【結論:無理に本読まなくていいです】
ここまで、苦手を克服するコツを解説してきました。
一方で「それでも本読むの苦手!無理!」という方もいると思います。
そういう方は、イヤイヤ読書する必要はないですよ。
読書の必要性を感じないなら、無理に克服しなくていいです。
本は「読みたくなったら読めばいい」くらいに考えましょ。
読書は強制的にするもんじゃありません。
要するに、「本じゃなきゃ解決できない!」くらいの大きな壁にぶつかってから読書を始めても、全然OKです。
そっちのほうがおそらく、読書もサクサク捗ると思います。
まとめ:読書の苦手を克服して、たくさん本を読もう
今回は「なんとなく読書苦手!」って方でも、克服できる方法をいくつか解説しました。
下記の具合ですね。
- 本を読む目的を作る
- 集中できる環境を整える
- 簡単な本を読む
- 読書スピードを上げる
- 活字が苦手ならオーディブルで耳読しよう
本を好きになれば、読む本の数も増えます。
すると、知識も比例して増えていき、その知識が武器になる。
知識を本業に活かすもよし。副業で活かすもよし。まさに「万能の武器」です。
それでも「本はやっぱり苦手!」という方は、無理に読書しなくても大丈夫ですよ。
来たるべき時が来たら、本を読みましょ。
本日は以上になります。