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【初心者向け】読書に集中できない人がやるべきこと7選【原因も解説します】

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読書に集中できない人がやるべきこと7選【原因も解説します】
  • 本を読んでても、同じ文章を何回も読んでしまう
  • 内容が頭に入ってこない
  • 本を読み始めるとソワソワしてしまう

読書に集中できず、内容を覚えられない人は多いです。
せっかくお金を払って買った本なのに、「結局何を学んだの?」となるのは悲しいですよね。

ぼくは年間100冊の本を読んでいます。
読書に集中できない時期もありましたが、今は乗り越えました。

この記事では、読書に集中できない原因をもとに、対策をまとめています。

ぼくが試して効果があったものを選んだので、きっとあなたの助けになるはず。
yasu

結論、この記事を読むと、下記が可能になります。

  1. 集中して読書できる
  2. 内容を理解・記憶できる

ではさっそくいきましょう。

読書に集中できない原因7選

読書で集中できない理由7選

本に集中し、読むスピードを上げ、内容の理解を深める。
あなたも「それができればいいな!」と思っていますよね?

しかし、実際には集中できない人のほうが多いでしょう。
その理由は、下記の通りです。

  • 本を読む「目的」が決まってない
  • 集中できる時間帯を知らない
  • 集中できる環境にしてない
  • 本を買ってすぐに読まない
  • 「本はすべて読むもの」という呪いにかかってる
  • 本のレベルと自分のレベルがミスマッチ
  • 集中できないほどの悩み・問題がある

それぞれ深堀りしていきます。

本を読む「目的」が決まってない

本を読む目的がないと、集中できません。
なぜなら、「目的=ゴール」であり、ゴールがなければ集中できないから。

「目的ってどんなの?」という方が多いと思いますので、例を出しますね。下記の通りです。

本を読んでどんな悩みを解決したいか?
読んだ後に自分はどうなりたいか?

つまり、読書した後に、成長している自分をイメージすることが大事。

なんとなく本を読むだけでは、集中できません。
yasu

読書に限らず、何事にもあてはまると思います。
受験する学生さんたちも、「志望校に合格する目的」があるから、勉強に集中できますよね。

読書も一緒で、「目的」が決まってないと集中できません。

集中できる時間帯を知らない

人には集中できる時間、できない時間があります。
実は、ウルトラディアンリズムという体内リズムが存在するのです。

ウルトラディアンリズムを知らない方も多いでしょう。
わかりやすく説明すると、「集中できる時間と、眠気が出やすい時間の周期」のこと。

たとえば、昼食後〜夕方にかけては眠気が出やすい時間帯です。
食後とか関係なく、体内リズムで眠気が出やすいのです。

集中しづらい時間帯に本を読んでも、なかなか集中はできません。

集中できる環境にしてない

そもそも集中できない環境では、いくらがんばっても読書に集中できません。
集中できない環境とは、下記のような感じです。

  • 音がうるさい
  • スマホやパソコンが目に入る
  • 周りにたくさん人がいる

集中できない環境は人によりますが、ぼくは上記のようなシーンでは集中しにくい。

周りの環境のせいで集中しづらくなっていないか、確認してみましょう。
yasu

本を買ってすぐに読まない

本を買ってすぐに読まないのも、集中できない原因です。

「いつか読もう!」と決めて買って、そのいつかが全然来なかった経験ありませんか?
ぼくは超あります。

理由は2つ考えられます。

  • 本を買うだけで満足してるから
  • 買った本を今すぐ読む理由がないから(悩みに緊急性がない)

「あっ、そういえばこの本、ずいぶん前に買ったけど読んでなかったな」という状態では、集中できるわけがありません。
その本を読む目的が、薄れているからです。

読んでいない本が積まれていくのは、積読とも言われます。

もちろん、積読をすべて否定するつもりはありません。
積読にもメリットはありますから。

しかし、「鉄は熱いうちに打て」ということわざがあるように、買ってすぐに読んだほうが集中できます。
yasu

「本はすべて読むもの」という呪いにかかってる

本はすべて読むべき!と思い込んでる人は多いです。
「せっかく買ったから全部読まなくちゃ」という気持ちがあるからでしょう。

「年間300冊読みます!」「1日3冊読めます!」って人、いますよね?
この方々は、本の内容すべてを集中して読んでるわけじゃありません。

自分にとって、必要な部分だけを拾い読みしています。

読書家でも、1冊まるっと集中して読むのはしんどいです。
yasu

本のレベルと自分のレベルがミスマッチ

本をスラスラ読めない場合は、もしかしたら内容がむずかしすぎるのかも。
特に初心者は、いきなりむずかしい本を買いがちです。ぼくも初めの頃はそうでした。

おそらく

  • かんたんな本を買うのはもったいない
  • 自分はむずかしい本でも理解できる

上記のような考えがあるからだと思います。

しかし、本は学びがあって価値が出るもの。
学びのない読書に意味はありません。

今の自分には理解できないな・・・と思ったら、そっと本を閉じましょう。

集中できないほどの悩み・問題がある

頭を埋め尽くすほどの悩み・問題がある場合は、もちろん読書に集中できません。
たとえば、借金や人間関係の悩みとかですね。

読書に集中したい場合は、まずはその問題をクリアにしてから。焦らずにいきましょう。
yasu

読書に集中できない人がやるべきこと7選

読書に集中できない人がやるべきこと7選

ここからは、読書に集中するための方法を解説します。

結論としては、集中できない原因を潰せばいいだけです。

「そんな簡単に言うなよ。結局むずかしいんでしょ?」という方向けに、わかりやすく解説しますよ。
実践していただければ、だれでも集中できます。

集中にはコツが必要です。そのコツをくわしく解説します。
yasu

本を読む目的を決める

読書に集中するために必要なこと。
それは、本を読む目的を決めることです。

本を読む目的は、人それぞれですし、みんな一緒なんてことはあり得ません。

目的を決めるためにも、まずは自分と向き合いましょう。
「向き合うってどうすればいいの?」って方は、下記の問いを明確にしてみてください。

  • 本を読んで達成したいことはあるのか?
  • 本を読んで解決したい悩み・問題はあるのか?
  • 本を読んでどのような体験をしたいのか?

この問いの答えこそが、「本を読む目的」です。
目的を決めると、受け身ではなく能動的な読書になりますよ。

目的さえ決まっていれば、集中力が2倍になるイメージです。
yasu

読書する時間帯を決める

人間が1番集中しやすい時間帯は朝です。
朝起きてから3時間が、「脳のゴールデンタイム」と言われてます。

脳の疲れがなく、整理された状態なんです。
まさにマリオのスター状態。

なので、まずは朝の読書をオススメします。

朝以外のオススメは?

脳のゴールデンタイムを、読書以外で使いたい方もいるでしょう。
たとえば、ブログ執筆や勉強など。

頭がクリアな状態なので、読書以外にもやりたいことが出てくるのは当然です。
yasu

また、朝は忙しくて読書できない方も多いはず。
そんな方は寝る前がオススメです。メリット結構多いんですよ。

  • 記憶に残りやすい
  • ルーティン化しやすい
  • 睡眠の質を上げる

読書にはリラックス効果もあるので、睡眠の質を上げられるというメリットも。
ただし、横になって読書するとすぐに寝ちゃうので、イスに座って読むといいでしょう。

集中できる環境を作る

集中して本を読むためには、環境作りも大事です。
たとえば、下記のような環境であれば、どちらが集中できますかね?

  • 周りに人がたくさんいて、うるさい
  • 自分1人で、静か

おそらく後者でしょう。
もちろん、「周りに人がいても気にせず読書できるよ!」って人もいます。
しかし、多くの人は静かな環境のほうが、集中できるはずです。

通勤電車で読書しよう!とよく言いますよね。
たしかに時間をうまく使うためにも、本を読むのはオススメです。

ただし、集中できるかどうかは人それぞれ。

ぼくは繊細なほうなので、周りの音が気になって集中できません。
したがって、1人の環境を意識的に作って、読書しています。

環境作りの具体案

まずは、読書で集中できる場所を探していきましょう。
自宅での読書が、なんだかんだで1番集中できます。
理由は下記の通り。

  • リラックスできる
  • 時間を気にしなくていい
  • 読みたい本がいつでも手元にある

もちろん何かしらの理由があって、家では集中できない方もいるでしょう。
そんな方には下記がオススメ。

  • 図書館に行く
  • カフェに行く
  • 勤務先の昼休み

「んー、自宅以外では周りの音が気になって集中できない...」という方には、AirPods Proがオススメです。

ノイズキャンセリングにより、周りの音をかき消します。
快適な読書空間にいっきに変わりますよ。

身に着けた瞬間、周りの音がシン...と消える感覚は、ぜひ体験していただきたい!
yasu

ちなみに、AirPods Proについては「AirPods Proで勉強・読書に集中できるワケ【集中できない自分と決別】」の記事にてくわしく解説しております。

本を買ったらすぐに読む

本を買った直後が1番読みたいタイミングです。
「コーラが飲みたい!」と思ってコーラを買ったのに、後日飲む人っていないですよね?

買った直後に飲むからおいしいんですよ。
読書も一緒です。

人は考え方が一貫してるようで、コロコロ変わる生き物ですから。
その日その日で、悩みが変わります。

本を読む「熱意」や「意欲」が1番高いタイミングは、本を買った直後です。サクッと読みましょう。
yasu

自分が読みたいところだけ読む

本は、自分の読みたいところだけを読みましょう。
なぜなら、「読んでいる時間」よりも、「学んだことを活かす時間」のほうが100倍大事だからです。

下記のどちらが読書した意味があると思いますか?

  • 1冊の本を6時間じっくり読み、何も行動にうつさない
  • 1冊の本を1時間で読み、学んだことを1つ行動にうつす

これは極端ですが、行動にうつしたほうが人生変わりますよね。

本の内容をすべて覚えることはできません。
だからこそ、自分が学びたいページだけ読むんです。

  • すべて読むことが正義!と思わない
  • 読み飛ばして全然OK
  • 学ぶことがなさそうなら、本を閉じてOK

上記のとおり。
ぜひ実践してみてください。

まずは自分のレベルを知る

いきなり難しい本を読むのはオススメしません。
知識がないのであれば、入門書から読みましょう。

勉強と一緒ですね。基礎がないと応用できません。
yasu

マンガ形式の本は、入門書にオススメ

有名な本には、大体マンガ形式の本があります。
下記のような感じですね。

イラストつきなので、イメージしやすいのがメリットです。

「文章だけ読んでもあまり理解できないな...」という方には、特にオススメです。
yasu

悩みや問題を解決するために読書する

頭の中をクリアにしないと、読書に集中できませんよね。
お金で悩んでるのに、人間関係の本を読んでも頭に入ってくるわけありません。

そこでオススメなのは、お金でめちゃくちゃ悩んでいるのであれば、それを解決する本を読むこと。

逆説的ですが、読書に集中できないほどの悩みがあったら、「悩みを解決する本を読む」といいのです。

本を読むのが苦手なら、耳で学ぼう

本を読むのが苦手なら、耳で学ぼう

ここまで集中して読書する方法をまとめてきました。
しかし、「どうしても本に集中できない...でもたくさん学びたい!」という方はいるはず。

そんな方にはAudible(オーディブル)がオススメです。
ぼくも実際に使ってます。

ずっと声を聴いてるだけで、本当に学びになるの?と初めは思ってました。
うん、頭に入ってきますよ。スッと入ってきます。

語り手の声がまたいいんですよね。
車での移動時間など、時間を有効に使えるのもいいです。

オーディブルのメリットや評判は、下記の記事にまとめておりますので、よろしければご覧ください。

【オーディブルの評判は?】料金、メリット、デメリットまで徹底解説
【オーディブルの評判は?】料金、メリット、デメリットまで徹底解説

まとめ

本日は読書に集中できない原因と、その対策についてまとめました。

  • 本を読む「目的」が決まってない→まず目的を決める
  • 集中できる時間帯を知らない→朝が脳のゴールデンタイム
  • 集中できる環境にしてない→静かでリラックスできる環境を見つける
  • 本を買ってすぐに読まない→買ったらすぐに読む
  • 「本はすべて読むもの」という呪いにかかってる→自分の読みたいところだけ読む
  • 本のレベルと自分のレベルがミスマッチ→まずは入門書から読む
  • 集中できないほどの悩み・問題がある→悩み・問題を解決する読書をする【逆説的】

集中して本を読むと、理解度が高まりますし、1冊読むスピードも速くなります。
結果的に行動にうつせるようになり、成長します。

「んー、もうちょっと具体的に読書スピードを速める方法を知りたい!」という方は、下記の記事を参考にしてみてください。

>>読書スピードを上げる方法とは?【たった4つの手順で劇的に速くなる】

本日は以上になります。

  • この記事を書いた人

yasu

薬局で働く10年目薬剤師。現役の管理薬剤師です。当サイトでは、自らの経験をもとに薬剤師の悩みや不安を解決します。転職経験あり【中小企業(6年)→M&Aで大手勤務(2年)→中小企業】。年間100冊読書。子持ち(2人)。

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