どうも、薬剤師ブロガーのyasuです!
突然ですが、出世する方法、知りたくないですか?
周りの薬剤師と話してると「どうやったら出世できるんだろ?」という声をよく聞きます。これ、出世するための方法が明確じゃないからこその悩みです。
で、今回はその「出世する方法」について言語化しました。
結論から言うと下記の通り。
- 結果を出す
- 人格を磨く
ぶっちゃけ裏技はありません。毎日コツコツ努力できるかが肝になります。
ではさっそくいきましょう。
薬剤師の出世コースとは?
はじめに、薬剤師の出世コースについておおまかに説明します。
会社によって違いますが、ザックリ下記のような感じではないでしょうか?
会社の規模によっては、もっと役職があると思います。
まずは一般社員からのスタートですね。そこから管理薬剤師に昇進します。
さらに経験を積み、エリアを管轄するマネージャーになり、最終的には部長に昇進する。そんな流れです。
役職につく年齢はさまざま
この歳ならこの役職! というものはありません。なぜなら、年齢と能力は比例しないから。
若くしてエリアマネージャーを任されてる人もいますし、いくら頑張っても管理薬剤師になれない人も多いです。
気になりますよね。では、次で解説していきます。
薬剤師が出世コースに乗る方法【コツコツ積み上げる】
結論、出世するためには下記の2つが大事です。
それぞれ解説していきます。
結果を出す
出世するためには結果が大事です。なぜなら、結果を出せば信頼されるから。
という信頼は、結果からしか生まれません。
ここでいう結果とは、下記のような感じです。
- 患者さんを満足させている
- 会社に貢献している
- トラブルに対応できている
どんなに優しくて良い人でも、上記ができてなかったら出世は難しいです。厳しいですが、それが現実です。
もちろん、出世がすべてではないので「結果を出さない人には価値がない」とは言いません。
とはいえ「俺は出世するんだ!」という強い気持ちがあるなら、結果は重要です。
人格を磨く
しかし、結果だけ出してれば出世できるかというと、そうでもないんですよ。
部下の気持ちがわからないようなサイコパス上司ばかりだと、会社は成り立ちませんから。
責任感があり、謙虚で気遣いができるような人は、もちろん出世しやすいでしょう。
他責で、悪口を言ってるとなかなか信頼されませんから。
そんなときは読書がおすすめです。過去の偉人たちが経験したことや考えたことを、サクッと知れるわけですから。
「人格を磨くための具体的な方法」を書いてる本なんかも、無数にあります。
で、個人的におすすめなのは「7つの習慣」です。
著者のスティーブン・R・コヴィーさんは、小手先のテクニックではなくまずは人格を磨け!と宣言していた人です。
読書あんまりしないんだよね...... って人は「本を読む人と読まない人は差が出るのか?読書家が顔つきや思考力を徹底比較!」をご覧ください。
読書家だけがたどり着ける「強み」を解説しています。
出世のメリット
ではここからは、出世するメリットについて書いていきます。
下記の通りですね。
年収が上がる
出世すると年収が上がります。なぜなら、責任が生まれるから。
出世すると「仕事ができる=年収上がる」と思われがちですが、ぼくは違うと思います。
平社員でも仕事がバリバリできる人なんて、たくさんいますよね?
ところが、年収は上がらない。これって、問われる責任が少ないからです。
出世により責任が生まれるので、年収は上がります。
できる仕事が増える【裁量権が大きい】
出世すると仕事の幅が増えます。責任ある仕事も増えますし、やりがいも増えるでしょう。
できる仕事が増えるのと同時に、裁量権も大きくなります。つまり、自分でコントロールできる仕事も増えるということ。
「責任を負ってでも影響力を広げたい」
「自分の考えを実現したい」
上記のような人にとっては、出世は大きなチャンスです。
役職があると責任は増えますが、その分できることが増えます。成長意欲のある人にとっては、大きなやりがいになるでしょう。
自信になる
出世するとはつまり、承認欲を満たすことに他なりません。会社から認められて初めて、出世できるわけですから。
出世街道まっしぐらな人は、ゴリゴリ会社から期待されてるし、認められてる。そこから自信につながります。
出世は会社から認められて、はじめてできるものです。なので、自信につながりますね。
出世のデメリット
一方で、出世のデメリットもあります。
結論、下記の通りです。
ここ最近はデメリットのほうが浮き彫りになりやすく、出世欲が低い人も多くなりがちです。
仕事量が増える
出世すると仕事量が増えます。というのも、会社から任される仕事が増えるから。
出世すると責任が大きくなります。それに伴い、任される仕事も増えますね。
批判されやすい
出世すればするほど、批判されるケースも多くなるでしょう。なぜなら、意見を言われる立場になるからです。
平社員の頃は、意見を伝える側でしたよね。どっちかというと、上司に好き勝手に言えたときもあるはずです。
ただ、上司になったら意見を「言われる立場」になります。あなたの言動や行動に、意見する部下も多くなる。
とはいえ、誰からも好かれる上司なんていません。誰しも価値観が違うので「嫌な役」を買うときもあります。
で、部下の中にはA派の人もいれば、B派の人もいる。
となると、どちらも満足のいく結果に導くのは不可能なんですよ。
出世すると意思決定を任される立場になります。
答えのない問題に決断しなければいけないケースも増えるので、批判を浴びることもあるでしょう。
男性薬剤師なら出世を目指すべき?【エリートは無視しましょ】
最後に、男性薬剤師のみなさんへ。
果たして出世を目指すべきなのか? について話そうと思います。
リーダーに向いてない性格の人が出世を目指しても、なかなか結果は出ません。
であるなら、リーダーではないポジションで輝ける「立ち位置」を見つけたほうがストレスフリーかつ結果も残せるでしょう。
出世はただの結果であり「追いかけるもの」じゃないんですよ。「ついてくるもの」です。
コツコツと毎日積み上げたものが、結果として「出世」になる感じです。
出世のデメリットを「嫌だな......」と感じるなら、無理に出世しなくてもいい。会社から依頼があっても、断ればいいだけです。
今できることを精一杯やって、出世するかどうかは後で考えましょ。
出世にこだわりすぎると、まじで疲れちゃいますから。運ゲー的な要素もありますしね。
ぶっちゃけ、年収上げるだけなら出世しなくてもいいと思います。
今は副業がありますし、会社の方向性が自分に合わなかったら「転職」も1つの方法ですよ。
まとめ:毎日の積み重ねこそ出世の近道
本日は「薬剤師が出世コースに乗る方法」を解説しました。
結論から言うと、下記のとおりです。
- 結果を出す
- 人格を磨く
日々の仕事で結果を出し、人格も伴っていれば自然と出世していきます。
もちろん、ポストが空いてれば、という運的な要素もありますが。
これ大事なんで、忘れないでくださいね。努力した結果が、出世につながります。
焦ることなく、コツコツ積み上げていきましょ。
本日は以上になります。