- 本を読んでても、同じ文章を何回も読んでしまう
- 内容が頭に入ってこない
- 本を読み始めるとソワソワしてしまう
読書に集中できず、内容を覚えられない人は多いです。
せっかくお金を払って買った本なのに、「結局何を学んだの?」となるのは悲しいですよね。
ぼくは年間100冊の本を読んでいます。
読書に集中できない時期もありましたが、今は乗り越えました。
この記事では、読書に集中できない原因をもとに、対策をまとめています。
結論、この記事を読むと、下記が可能になります。
- 集中して読書できる
- 内容を理解・記憶できる
ではさっそくいきましょう。
読書に集中できない原因7選
本に集中し、読むスピードを上げ、内容の理解を深める。
あなたも「それができればいいな!」と思っていますよね?
しかし、実際には集中できない人のほうが多いでしょう。
その理由は、下記の通りです。
- 本を読む「目的」が決まってない
- 集中できる時間帯を知らない
- 集中できる環境にしてない
- 本を買ってすぐに読まない
- 「本はすべて読むもの」という呪いにかかってる
- 本のレベルと自分のレベルがミスマッチ
- 集中できないほどの悩み・問題がある
それぞれ深堀りしていきます。
本を読む「目的」が決まってない
本を読む目的がないと、集中できません。
なぜなら、「目的=ゴール」であり、ゴールがなければ集中できないから。
「目的ってどんなの?」という方が多いと思いますので、例を出しますね。下記の通りです。
読んだ後に自分はどうなりたいか?
つまり、読書した後に、成長している自分をイメージすることが大事。
読書に限らず、何事にもあてはまると思います。
受験する学生さんたちも、「志望校に合格する目的」があるから、勉強に集中できますよね。
読書も一緒で、「目的」が決まってないと集中できません。
集中できる時間帯を知らない
人には集中できる時間、できない時間があります。
実は、ウルトラディアンリズムという体内リズムが存在するのです。
ウルトラディアンリズムを知らない方も多いでしょう。
わかりやすく説明すると、「集中できる時間と、眠気が出やすい時間の周期」のこと。
たとえば、昼食後〜夕方にかけては眠気が出やすい時間帯です。
食後とか関係なく、体内リズムで眠気が出やすいのです。
集中しづらい時間帯に本を読んでも、なかなか集中はできません。
集中できる環境にしてない
そもそも集中できない環境では、いくらがんばっても読書に集中できません。
集中できない環境とは、下記のような感じです。
- 音がうるさい
- スマホやパソコンが目に入る
- 周りにたくさん人がいる
集中できない環境は人によりますが、ぼくは上記のようなシーンでは集中しにくい。
本を買ってすぐに読まない
本を買ってすぐに読まないのも、集中できない原因です。
「いつか読もう!」と決めて買って、そのいつかが全然来なかった経験ありませんか?
ぼくは超あります。
理由は2つ考えられます。
- 本を買うだけで満足してるから
- 買った本を今すぐ読む理由がないから(悩みに緊急性がない)
「あっ、そういえばこの本、ずいぶん前に買ったけど読んでなかったな」という状態では、集中できるわけがありません。
その本を読む目的が、薄れているからです。
読んでいない本が積まれていくのは、積読とも言われます。
もちろん、積読をすべて否定するつもりはありません。
積読にもメリットはありますから。
「本はすべて読むもの」という呪いにかかってる
本はすべて読むべき!と思い込んでる人は多いです。
「せっかく買ったから全部読まなくちゃ」という気持ちがあるからでしょう。
「年間300冊読みます!」「1日3冊読めます!」って人、いますよね?
この方々は、本の内容すべてを集中して読んでるわけじゃありません。
自分にとって、必要な部分だけを拾い読みしています。
本のレベルと自分のレベルがミスマッチ
本をスラスラ読めない場合は、もしかしたら内容がむずかしすぎるのかも。
特に初心者は、いきなりむずかしい本を買いがちです。ぼくも初めの頃はそうでした。
おそらく
- かんたんな本を買うのはもったいない
- 自分はむずかしい本でも理解できる
上記のような考えがあるからだと思います。
学びのない読書に意味はありません。
今の自分には理解できないな・・・と思ったら、そっと本を閉じましょう。
集中できないほどの悩み・問題がある
頭を埋め尽くすほどの悩み・問題がある場合は、もちろん読書に集中できません。
たとえば、借金や人間関係の悩みとかですね。
読書に集中できない人がやるべきこと7選
ここからは、読書に集中するための方法を解説します。
結論としては、集中できない原因を潰せばいいだけです。
「そんな簡単に言うなよ。結局むずかしいんでしょ?」という方向けに、わかりやすく解説しますよ。
実践していただければ、だれでも集中できます。
本を読む目的を決める
読書に集中するために必要なこと。
それは、本を読む目的を決めることです。
目的を決めるためにも、まずは自分と向き合いましょう。
「向き合うってどうすればいいの?」って方は、下記の問いを明確にしてみてください。
- 本を読んで達成したいことはあるのか?
- 本を読んで解決したい悩み・問題はあるのか?
- 本を読んでどのような体験をしたいのか?
この問いの答えこそが、「本を読む目的」です。
目的を決めると、受け身ではなく能動的な読書になりますよ。
読書する時間帯を決める
人間が1番集中しやすい時間帯は朝です。
朝起きてから3時間が、「脳のゴールデンタイム」と言われてます。
脳の疲れがなく、整理された状態なんです。
まさにマリオのスター状態。
なので、まずは朝の読書をオススメします。
朝以外のオススメは?
脳のゴールデンタイムを、読書以外で使いたい方もいるでしょう。
たとえば、ブログ執筆や勉強など。
また、朝は忙しくて読書できない方も多いはず。
そんな方は寝る前がオススメです。メリット結構多いんですよ。
- 記憶に残りやすい
- ルーティン化しやすい
- 睡眠の質を上げる
読書にはリラックス効果もあるので、睡眠の質を上げられるというメリットも。
ただし、横になって読書するとすぐに寝ちゃうので、イスに座って読むといいでしょう。
集中できる環境を作る
集中して本を読むためには、環境作りも大事です。
たとえば、下記のような環境であれば、どちらが集中できますかね?
- 周りに人がたくさんいて、うるさい
- 自分1人で、静か
おそらく後者でしょう。
もちろん、「周りに人がいても気にせず読書できるよ!」って人もいます。
しかし、多くの人は静かな環境のほうが、集中できるはずです。
通勤電車で読書しよう!とよく言いますよね。
たしかに時間をうまく使うためにも、本を読むのはオススメです。
ぼくは繊細なほうなので、周りの音が気になって集中できません。
したがって、1人の環境を意識的に作って、読書しています。
環境作りの具体案
まずは、読書で集中できる場所を探していきましょう。
自宅での読書が、なんだかんだで1番集中できます。
理由は下記の通り。
- リラックスできる
- 時間を気にしなくていい
- 読みたい本がいつでも手元にある
もちろん何かしらの理由があって、家では集中できない方もいるでしょう。
そんな方には下記がオススメ。
- 図書館に行く
- カフェに行く
- 勤務先の昼休み
「んー、自宅以外では周りの音が気になって集中できない...」という方には、AirPods Proがオススメです。
ノイズキャンセリングにより、周りの音をかき消します。
快適な読書空間にいっきに変わりますよ。
ちなみに、AirPods Proについては「AirPods Proで勉強・読書に集中できるワケ【集中できない自分と決別】」の記事にてくわしく解説しております。
本を買ったらすぐに読む
本を買った直後が1番読みたいタイミングです。
「コーラが飲みたい!」と思ってコーラを買ったのに、後日飲む人っていないですよね?
読書も一緒です。
人は考え方が一貫してるようで、コロコロ変わる生き物ですから。
その日その日で、悩みが変わります。
自分が読みたいところだけ読む
本は、自分の読みたいところだけを読みましょう。
なぜなら、「読んでいる時間」よりも、「学んだことを活かす時間」のほうが100倍大事だからです。
下記のどちらが読書した意味があると思いますか?
- 1冊の本を6時間じっくり読み、何も行動にうつさない
- 1冊の本を1時間で読み、学んだことを1つ行動にうつす
これは極端ですが、行動にうつしたほうが人生変わりますよね。
本の内容をすべて覚えることはできません。
だからこそ、自分が学びたいページだけ読むんです。
- すべて読むことが正義!と思わない
- 読み飛ばして全然OK
- 学ぶことがなさそうなら、本を閉じてOK
上記のとおり。
ぜひ実践してみてください。
まずは自分のレベルを知る
いきなり難しい本を読むのはオススメしません。
知識がないのであれば、入門書から読みましょう。
マンガ形式の本は、入門書にオススメ
有名な本には、大体マンガ形式の本があります。
下記のような感じですね。
イラストつきなので、イメージしやすいのがメリットです。
悩みや問題を解決するために読書する
頭の中をクリアにしないと、読書に集中できませんよね。
お金で悩んでるのに、人間関係の本を読んでも頭に入ってくるわけありません。
逆説的ですが、読書に集中できないほどの悩みがあったら、「悩みを解決する本を読む」といいのです。
本を読むのが苦手なら、耳で学ぼう
ここまで集中して読書する方法をまとめてきました。
しかし、「どうしても本に集中できない...でもたくさん学びたい!」という方はいるはず。
そんな方にはAudible(オーディブル)がオススメです。
ぼくも実際に使ってます。
ずっと声を聴いてるだけで、本当に学びになるの?と初めは思ってました。
うん、頭に入ってきますよ。スッと入ってきます。
語り手の声がまたいいんですよね。
車での移動時間など、時間を有効に使えるのもいいです。
オーディブルのメリットや評判は、下記の記事にまとめておりますので、よろしければご覧ください。
-
【オーディブルの評判は?】料金、メリット、デメリットまで徹底解説
まとめ
本日は読書に集中できない原因と、その対策についてまとめました。
- 本を読む「目的」が決まってない→まず目的を決める
- 集中できる時間帯を知らない→朝が脳のゴールデンタイム
- 集中できる環境にしてない→静かでリラックスできる環境を見つける
- 本を買ってすぐに読まない→買ったらすぐに読む
- 「本はすべて読むもの」という呪いにかかってる→自分の読みたいところだけ読む
- 本のレベルと自分のレベルがミスマッチ→まずは入門書から読む
- 集中できないほどの悩み・問題がある→悩み・問題を解決する読書をする【逆説的】
集中して本を読むと、理解度が高まりますし、1冊読むスピードも速くなります。
結果的に行動にうつせるようになり、成長します。
「んー、もうちょっと具体的に読書スピードを速める方法を知りたい!」という方は、下記の記事を参考にしてみてください。
>>読書スピードを上げる方法とは?【たった4つの手順で劇的に速くなる】
本日は以上になります。