- 文章を何度書いてもうまく書けない
- 読書で文章力は身につくの?
- 読みやすい文章を書きたい
読みやすい文章を書きたくても、思い通りにいかず、悩んでいる人は多いです。
なぜなら、幼少期に文章の書き方を学ばないから。
書き方の基礎がないと、いくら書いても上達することはありません。
ありがたいことに、「読みやすい」と言われることも増えてきました。
本記事では
- 読書が文章力を鍛える理由3つ
- 文章術を磨くおすすめの書籍
上記をご紹介します。
読書で文章術や、著者の表現力を学ぶことはできます。
とはいえ、本を読むだけで文章力が磨かれることはありません。
文章力を鍛えるには読書が必須な理由3選
まず前提として、読書するだけでは文章力は身につきません。
理由は、書く経験をたくさん積まないと、上達できないから。
野球の技術書を読むだけでは、ヒットが打てないのと一緒です。
勝手に体が動くまで練習しないと、ヒットを打てるようにはなりませんよね。
しかし、文章力を鍛えたいのであれば、読書は必須です。
本から学べることが、あまりにも多いからです。
文章力を鍛えるのに読書が必須な理由
その➁:著者の「表現のしかた」を学べるから
その➂:読みやすい理由を考えるようになるから
ネットでサクッと文章術を学ぶのはダメなの?と思う方もいるでしょう。
結論から言うと、やはり本をおすすめします。
文章力を上げるテクニックを学べるから
本には、文章力を上げるテクニックが体系的に書かれています。
つまり、文章がうまくなるための基礎から応用まで、まんべんなく書かれているのです。
したがって、基礎から応用までを順に学ぶことがむずかしい。
文章力を鍛えたいのであれば、まずはじめに本を読むことをおすすめします。
読みやすい文章には「型」がある
基礎がない状態で書き続けても、なかなか上達しません。
読みやすい文章には、「型」があるからです。
よく使われるのはPREP法です。
- P:Point(結論)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例)
- P:Point(再度結論)
「結論→理由→具体例→再度結論」の順に書きましょう。
読みやすい文章ができあがります。
ぼくもこの型を使っています。
グッと読みやすい文章が書けるようになりましたよ。
著者の「表現のしかた」を学べるから
ここで言う「表現のしかた」とは、「考えていることを言葉で表す方法」を指します。
当たり前ですが、自分の頭の中にある言葉からしか、文章は書けません。
自分の語彙が少ないと、文章が単調になる可能性があります。
1つ例を出します。
どちらのほうが伝わりやすく、魅力的な文章ですかね?
- 毎日すごく忙しく働いた
- 毎日燃料をくべられ続けたストーブのように働いた
後者のほうが、忙しさがイメージしやすく魅力的ですよね。
表現次第で、文章は劇的に変わります。
読みやすい理由を考えるようになるから
本を読み漁っていると、「読みやすい文章」に出会います。
読みやすい文章には、もちろん理由があります。
ふむ、改行をこまめにとっている!
上記のような気づきが血肉となり、文章が上達します。
文章でいきなり「自分の色」をつけようとすると失敗する
野球と一緒ですね。
基礎が固まってないのに、プロ野球選手の打ち方をしても、打てるわけありません。
まずは文章の基礎を学び、読みやすい文章を心がけましょう。
文章力を上げるおすすめの本
ぼくは文章術の本を、10冊ほど読みました。
ぶっちゃけそんなに読む必要ないです。
ではさっそく、おすすめの本をご紹介します。
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた
文章術の名著100冊の中から、大事なポイントだけを1冊にまとめたものです。
文章力を高めるノウハウが、詰め込まれています。
この本の内容を実践すれば、劇的に読みやすい文章になります。
ぼくも何度も読み返し、辞書のように使っています。
書くのがしんどい
著者の竹村俊助さんは、編集者の方です。
編集者の目線で、「文章を読みやすく書くコツ」を論じています。
この本で1番印象に残ってる文章は、下記の通り。
突然ですが、「わかりやすい文章」とはなんでしょうか?
いろいろな定義があるでしょうが、ぼくが1番しっくり来ているのは、「読む速度と理解する速度が一致する文章」という定義です。
まさしくその通りですよね。
ぼくも文章を書くときは、この定義を意識しています。
本を読んだら実践するのみ!
繰り返しになりますが、本を読むだけでは文章力は上達しません。
読書で基礎を学んだら、どんどん書きましょう。
最初は文章センスがなさすぎて、泣けてきます。
しかし、書き続けると不思議と上達するものです。
文章術の本を読みすぎるのもよくない
ノウハウをたくさん学ぶと、逆に書けなくなります。
あれこれ考え過ぎて、手が動きません。
2〜3冊読んだら十分です。
実践で文章力を磨きましょう。
まとめ
文章力を鍛えるためには、読書がおすすめです。
理由は以下の3つです。
- 文章力を上げるテクニックを学べるから
- 著者の「表現のしかた」を学べるから
- 読みやすい理由を考えるようになるから
積極的に本を読み、基礎を固めましょう。
読書で学んだ後は、実践あるのみ。
コツコツ継続できれば、少しずつ上達します。
簡単ではありませんが、きっと読みやすい文章が書けるようになりますよ。
本日は以上になります。