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読書アウトプットの「質」が未来を変える【オススメ方法を解説】

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読書アウトプットの「質」が未来を変える【オススメ方法を解説】

読書後のアウトプットが大事なのはわかってる。
けれど、アウトプット方法に自信がない...と悩んではいませんか?

ほとんどの人がインプットばかりで、アウトプットを軽視しています。
したがって、「良質なアウトプット方法」を知りません。

ぼくも読書したてのときは、本を読んだだけで満足していました。
つまり、アウトプットをしてなかったのです。
となると、本の内容はすぐに忘れますね...

しかし、「これじゃダメだ!」と気付き、コツコツとアウトプットを続けるうちに、明らかに変化がありました。
知識が残り、読書後の行動も少しずつ変えることができたのです。

本記事では、オススメのアウトプット方法を厳選してお伝えします。
大事なのは、シンプルな方法で、読書後「すぐに」アウトプットすること。

めんどくさいやり方は一切しません。
誰でもすぐに実践できるので、ぜひご一読ください。

読書後のアウトプットが必須な理由

読書後のアウトプットが必須な理由

読書後のアウトプットが必須な理由は、下記の2つです。

  • 本の内容を忘れないため
  • 読書後の行動を変えるため

1つ目は、内容を忘れないため。
本を読んだだけでは、すぐに内容を忘れてしまいます。
ずっと覚えてる人なんて、一握りの天才だけでしょう。

たとえば、テスト勉強で暗記するために何をしましたか?
必ず「問題」を解いたでしょう?原理はそれと一緒です。

知識を定着させるためには、インプットだけではダメなのです。
必ずアウトプットとセットで行いましょう。

2つ目は、自分の行動を変えるため。
本を読むだけで満足してたら、何も行動は変わりませんよ。

本を読んだ後に、「これからどうするか?」を明確にしましょう。

アウトプットとインプットの割合は?

アウトプットとインプットの割合は?

理想の割合は、下記の通りです。

アウトプット:インプット=7:3

「アウトプット大全」の著者である、樺沢紫苑先生がオススメしている割合です。
アウトプットの量を増やすことで、知識は定着しやすくなります。

3時間読書をしたら、7時間アウトプットする。
そんなイメージです。

「え、逆じゃないの?」と突っ込みたくなりますが、逆ではありません。

多くの人は、インプットばかりに時間を使っています。
理由は楽だからですね。情報を仕入れるだけのインプットは、楽なんですよ。

インプットは1日2時間まで!など時間を決めましょう。
yasu

読書後のアウトプット方法

読書後のアウトプット方法

ここからは、オススメのアウトプット方法を紹介します。
結論としては「書く」「話す」です。

理由をそれぞれ解説します。

「書く」アウトプット

個人的に1番オススメなアウトプット方法が、「書く」です。
書くことって本当にメリットしかないんですよ。

理由は下記の通り。

  • 備忘録になる
  • 文章力が上がる
  • いつでもどこでも書ける

文章を書きさえすれば、いつでも読み返せる備忘録になります。
人間は忘れかけた時に思い出すと、記憶に残りやすい。
思い出すための記録として、「文章」は最適なのです。

また、いつでも書くことはできますよね?
今やスマホで「書く」ことができるので。

本を読んだはいいけど、パソコンやノートが手元にないから後回し...なんてことしてると、500万年経ってもアウトプットしません。
いつでもアウトプットできる(書ける)というのは、驚異的なメリットです。

すぐに実践できるアウトプット方法

以前はいろんなアウトプット方法を試してみましたが、複雑だとめんどくさいんですよ。
アウトプットはシンプルで、わかりやすいのがいい。

そこで、ぼくは下記の3つしかアウトプットしません。

  1. 要約
  2. 自分の意見
  3. これからどうするか?

ただし、「要約ってどうすればいいの?」って方も多いと思います。
ぼくの場合、本を読んだ後にまとめて要約しています。

まずは、マーカーを引いた部分を読み返す。
そこから重要だと思う部分、相手に伝えたいと思う部分のみをピックアップし、自分の言葉で要約する。

ここで大事なのは、「自分の言葉」で要約すること。
文章をそのまま書き写しても、知識は定着しませんから。

また、5章で成り立つ本の場合、すべての章を要約しなくてもいいんですよ。
2章と5章が大事だと思ったら、そこだけ要約すれば十分です。

というのも、友人から本を要約してもらうシーンを想像してみてください。
長々と語られたら、いくら仲が良くても友情に亀裂が入るでしょう?
ですから、重要だと思う部分だけを要約すればいいのです。

要約を書いたら、自分の意見をぶつけましょう。
どう感じたかをストレートに書く。ウソ偽りなく、書くのです。

口調が悪くてもいい。それがあなたの本音ですから。

意見をうまく書けない!という方は、ちきりんさんの本がおすすめです。
【書評・要約】自分の意見で生きていこう【意見の本質を知る必読書】」の記事にまとめていますので、よろしければご一読ください。

「話す」アウトプット

話すほうが得意な方にはオススメです。
内容は、「書く」と一緒で

  • 要約
  • 自分の意見
  • これからどうしたいか?

でいいと思います。

ただ、1つデメリットがあります。
それは、話し相手がそうそう身近にいないこと。

そもそも相手が本に興味がない場合、話すのは気が引けますよね。
You TubeやVoicyを運用してる人も少ないでしょう。
そうなると、話してアウトプットできる人は限られます。

おすすめのアウトプットツール

おすすめのアウトプットツール

では、ここからはアウトプットする際にオススメのツールを紹介します。

結論から言うと、下記の通り。

  • Simplenote
  • ブログ

それぞれ解説していきます。

Simplenote

まずはメモアプリである、Simplenote。
スマホ、パソコンの両方で使えるメモアプリです。

文字数がどんなに多くても、サクサク書くことができます。
モッサリ感は一切なし。

スマホとパソコンの同期もスムーズで、書いた文章は一瞬で共有されます。

ぼくの場合、Simplenoteにアウトプットするまでが「読書」です。
手元にスマホしかなくても、即座にアウトプットできるのがいいですね。

また、テキストを打ち込む以外の機能はないので、気が散らなくて済みますよ。

動作が本当に軽いので、めちゃくちゃオススメですよ。
yasu

ブログ

次のオススメはブログです。

ブログは相手に読まれる緊張感があります。
「なまじ下手に書くことはできないな」となるので、良質なアウトプットになりやすい。

実際にぼくも、ブログで書評記事を書いてます。
本の内容を忘れづらくなりますし、読み返しやすいので、復習にもオススメです。

アウトプットの「質」は少しずつ向上する

アウトプットの「質」は少しずつ向上する

記事の冒頭にも書きましたが、ぼくは読書したてのときは、アウトプットしていませんでした。
というのも、今思うとめんどくさかったんですよね。
自分の言葉で要約なんて、めんどくせぇ。

ただ、インプットだけでは本当に何も変わらない。
自分の知識も増えないし、何より行動が変わらない。

「あれ?これじゃ本読んでる時間ムダじゃね?」って本気で思いました。

それからは、少しずつアウトプットを重ねてます。
とはいえ、最初から質の高いアウトプットができたわけではありません。

鼻くそみたいな要約でしたよ、最初のほうは。
とても人前にさらせる完成度ではありませんでした。

でもね、コツコツ続けているうちに「質」は上がります。
理由は諸々あるんでしょうけど、誰でも量を重ねれば、それなりのアウトプットはできるようになります。

なので、「こんなアウトプットしかできない自分、本当ゴミ...」とか思わないでください。
最初はみんな同じです。
継続してるから、できるようになっただけです。

アウトプットを学べる書籍

アウトプットを学べる書籍

ここからは、アウトプットについて学べる本を紹介します。
下記の通りです。

  • アウトプット大全
  • 書く習慣

それぞれの本の要点を解説していきます。

アウトプット大全

「アウトプットを学びたい!」と思ったら、まず始めに読んでいただきたい本です。
著者は精神科医である樺沢紫苑先生。

樺沢先生のアウトプット量は半端ないですよ。

  • メルマガ毎日更新:13年
  • Facebook毎日更新:8年
  • YouTube毎日更新:5年
  • 毎日3時間以上の執筆:11年
  • 年2〜3冊の出版:10年以上
  • 新作セミナー毎月2回以上:9年

このアウトプットをこなしながら、18時以降は働きません。
映画を観る時間や、家族の時間をしっかり作ってらっしゃいます。

そんな樺沢先生の、アウトプットのノウハウがギュッと詰まった本です。
読まない手はありません。

ぼくもこの本からアウトプットの重要性や、コツを学びました。
yasu

書く習慣

次に紹介するのは、いしかわゆきさんの著書である「書く習慣」。
こちらは、「そもそも文章がうまく書けない...」と悩んでる方にオススメです。

アウトプットの最初の壁は、自分の文章力への絶望ですよね?
「こんな文章しか書けないなんて、恥ずかしい...」と、アウトプットに抵抗を感じる方は多いでしょう。

ぼくも始めは文章を書くのが苦手でした。
最初からスラスラ上手に書けたかと言われたら、とんでもない!

恥ずかしくて、世に出せないレベルでしたよ。
もう書くのが苦しくて、やめてしまおうかと思ったほどです。

「じゃあ、楽しく継続して書けるコツは?」ってなったときに、オススメなのが本書。
なぜなら、「ゴリゴリ頑張って書け!」という本とは、少し毛並みが違うから。

  • 自分の好きなように書いていい
  • 本音を書いていい
  • 完璧主義なんて捨てていい

上記のように、文章を書けずに悩んでいる方に寄り添ってくれる本です。

もっと前に発売していれば、楽に文章を書けていたのに!と思えるほど良書ですよ。
ぜひ手に取って、読んでみてください。

まとめ:読書後はすぐにアウトプットしよう!

読書後のアウトプット次第で、未来は大きく変わります。
理由は下記の通り。

  • 本の内容を忘れなくなるから
  • 読書後の行動が変わるから

オススメのアウトプット方法は「書く」と「話す」。
周りに話す人がいない場合は、どんどん書いていきましょう。

アウトプットする内容は下記で十分です。

  • 要約
  • 自分の意見
  • これからどうするか?

世の中には、複雑な「アウトプット方法」がたくさんあります。
ぶっちゃけ、迷いますよね?

アウトプット方法にばかり囚われて、アウトプットがめんどくさくなる。
そんなことになったら本末転倒。

大事なのは、読書後「すぐに」アウトプットすることです。
継続できるシンプルな方法を選んでいきましょう。

本日は以上になります。

  • この記事を書いた人

yasu

薬局で働く10年目薬剤師。現役の管理薬剤師です。当サイトでは、自らの経験をもとに薬剤師の悩みや不安を解決します。転職経験あり【中小企業(6年)→M&Aで大手勤務(2年)→中小企業】。年間100冊読書。子持ち(2人)。

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